シナリオ名「お返しは歌で」

 さて、今日はシナリオ集「略奪品の貯蔵庫*1」収録の「お返しは歌で」をやる。


ウォーハンマー」的グッド・エンドでした!


 「ウォーハンマー」的グッド・エンドとは、キャラクターが生き残って充分なカネを手にする事である。
 今回の仕事は2つの依頼を同時進行で行った。1つが「夫の形見の耳飾りの捜索」、もう1つが「誘拐された娘の奪還」。
 耳飾りの捜索は

  1. 耳飾りを見付ける。
  2. ウルフガングが売り払う*2
  3. 依頼人を連れてその店に行く。


という方式をとる。こうすれば、俺達は耳飾りを売ってウハウハ、店も入荷してすぐに売れてウハウハ、依頼人は出費はあるものの金では買えない思い出の品を取り戻せて満足。しかも、俺達は「見付けては来たが取り返したわけではないので全額は受け取れない」と依頼料の半額だけを請求*3依頼人の老婦人は俺達を「優しい冒険者」と認識する。なんと、全て丸く収まるではないですか(笑)!やっている事は犯罪のような気もしないではないが、「ウォーハンマー」の世界では誰もがやる事だ。気にしない気にしない。
 もう一つの誘拐された娘の奪還に関しては、俺は途中で諦めた。というのも、捜査の最中に混沌の食品を発見。猫に食わせてみたら*4混沌変異を得るというヤバイ品だった。で、情報収集していくと探している娘は既に混沌に冒されているっぽい。混沌は基本的に不可逆なので、奪還しても殺すしかないだろう。
 娘捜索における最後の戦いなのだが、敵が腐敗と病気の邪神ナーグルの信者とミュータントと判明。ナーグル信者は逃がすわけにはいかないので殺す*5。で、ミュータントに関しては


俺達は逃げました。


 ナーグルのミュータントなんてどんな致命的な病気持ってるか分からない。戦ってられるかよ。という事で全員戦線から逃げ出し、衛兵の詰め所に報告。ミュータントは魔狩人と衛兵達に任せた。で、焼き払われた家の残骸から地下通路*6を行くと船着き場に出た。で、船は出向している。


よし、報告の大義名分ゲット!


 娘が混沌になっていたなんて知ったら依頼人

  1. 悲嘆にくれる
  2. 錯乱して襲いかかってくる
  3. 俺達のせいだと言い始め、俺達が魔狩人に追われる。
  4. ナーグルに入信し、娘を受け入れる


のどれかだろう。1番以外はどれもマズイ。しかし、追跡不可能になっているならしょうがない。混沌になっているという事実も状況証拠だけで実際に見たわけじゃないし。なので


「我々が混沌の化け物と戦っている間に、娘さんは船で何処かへ連れ去れたようです。船を使われたらさすがに追跡は不可能かと。混沌の化け物を早く倒せていたら良かったのですが、化け物はあまりにも恐るべき存在で援軍がなければ我々も無事では済みませんでした」


と報告。嘘はないよね?最後に「おのれ混沌め!」と憤る三文芝居をすればOK。成功報酬は貰えないが、前金もそれなりに悪くない額。あとは悲嘆にくれる依頼人が「前金返せ」とか言い始める前に退散するだけ。
 という事で、無事に生き残り、大金もゲットした。グッド・エンド、グッド・エンド(笑)。

*1:http://www.hobbyjapan.co.jp/wh/lineup/lineup_pv.html

*2:人間が売る方が目立たないので

*3:依頼的には有力な情報だけでも全額貰える事になっていた

*4:人間に食わせると俺達が混沌の手先と思われて魔狩人に追われる。犬は本気を出したら強いのでヤバイ。という事で野良猫に食わせて実験した

*5:バルディンがダメージ26点を叩き出して即死だった

*6:ミュータントが飛び出てきた所なので地下通路の存在は知っていた