ガンドッグゼロ
今日は俺がスタッフをしているTRPGサークル「ニューディール*1」が開催するコンベンション"ND-CON"の日。そして、今日は「ガンドッグゼロ*2」の卓に入る。ちなみに、卓全員がスタッフになってしまったのはご愛敬ってところかな。
という事で、はまちゃん氏がGMでチーム・メンバーは以下の通り。
- ナグモ
- プレイヤーはサークル代表。32歳男性。日本人。コマンダー・ホーリー。
- レイス
- プレイヤーはごくまれ氏。34歳男性。北米の白人。ガンファイター・スカウト。
- スキッパー
- プレイヤーはRion氏。32歳男性。北米の白人。ガンファイター・ガンファイター。
- ママドゥ・ドゥンビア
- プレイヤーは俺。35歳男性。アフリカの黒人。ガンファイター・ハイローラー。
俺のキャラだけ本名っぽく見えるが、実は偽名。「ママドゥ・ドゥンビア」って人は実在するマリ共和国のギタリストなんだよね。おそらく「ガンドッグゼロ」の時代でも活動はしているはずであり、俺のキャラはそのファンなわけだ。
今回のシナリオは「ロール&ロールvol.15*3」の載っている「キング・オブ・ダイヤモンド」というシナリオをアレンジした物の様だった。ミッション内容としては「アフリカにある小国の独裁者が別荘に行くので、普段より警戒が手薄な別荘を襲撃して独裁者を暗殺」という物。そして、
全滅しました!
いやね、暗殺までは成功したのよ。でも、暗殺後に逃走して国境を越えるのをターゲット・レンジ・システムを使用して処理したんだが、それで失敗して追っ手に捕まった。おそらく処刑されたでしょう。
しかしまぁ、このターゲット・レンジは酷いね。各プレイヤーが判定に成功しないといけない所に−20%のペナルティが事ある毎に付いていたり、皆があるレンジに入らないとクリアできないレンジがあったり。シナリオ付属の物をそのまま使用していた様だが、クリアするのは大変だ。
ちなみに、GMは「『ブルーローズ・ネクサス*4だったら』−20くらい余裕だから大丈夫かなぁと思ったけど、やっぱりこのペナルティは厳しいね」と言っていた。どうやら「ブルーローズ・ネクサス」には《夢と希望》というルール*5があるが、その感覚で対応したらしい。しかし、「ガンドッグゼロ」には 夢も希望もない 《夢と希望》はないので全滅と相成った。
まぁ、そもそも俺は途中で「これは失敗するな」と思っていたんだよね。というのも、別荘を襲撃する前にパトロールに見付かって無線で連絡されていたからだ。別荘まで行くのはどんなに頑張っても1時間はかかるはず。そして、普通はその間にターゲットは別荘から他の場所に移動しているだろう。なので、連絡された時点でミッションは失敗なわけだ。
しかし、この時俺は
- このまま引き返したらミッション失敗なだけではなく、プレイヤー的に消化不良。
- 他プレイヤー達は独裁者が逃走するであろう事に気付かずに別荘襲撃を続行しようとしている。
- ならば待ち伏せされて派手に死んだ方が面白い。そして、GM目線で「やっぱりなぁ、ゲラゲラ」と笑おう。
と思ったので、素知らぬ顔して続行したわけだ。
ちなみに、別荘に行ったら独裁者がまだいたのは驚いた。いや〜、GM優しいなぁ。俺は
のどのパターンで殺されるのかワクワクしていたんだが。ま、結局暗殺後に逃走失敗して全滅したけどね。
という事で久々の全滅。そして「ターゲットが死んだ上にカネも払う必要がない」という依頼主がウハウハな結末になりましたとさ。まぁ、別荘襲撃の戦闘は楽しめたし、車両ダメージペナルティ表なんていう珍しい表を振る事ができたので充分楽しんだけどね。