ドリーム・クルーズ

 最初に観たのは「ドリーム・クルーズ」。「弁護士の主人公が客の我が儘で、客の所有するクルーザーでナイト・クルージングに付き合う羽目になる。しかし、そのクルージングは恐ろしい心霊体験の始まりであった」という内容。
 ホラー映画としては、まぁこんなものかな。この映画の「恐怖」は「恐ろしい」ではなく「驚いた」系だけどね。もっと「滲み出てくる恐ろしさ」ってところで勝負して欲しかったなぁとは思う。解決方法も途中で読めちゃったしね。
 それにしても、逃げ場がないという閉鎖空間で起こる恐怖ってのは定番*1だけどやっぱいいよねぇ。逃げ場がないと恐怖に翻弄されるしかないもんねぇ。
 ちなみに、この映画はホラー映画なので怨霊が出てくる。で、その怨霊なのだが


逆恨みです!


 クルーザーに乗っている生者は3人。その内1人は怨霊に殺されても仕方ない事をしているのだが、残り2人は逆恨み。てか、主人公は単に巻き込まれただけで、逆恨みどころか八つ当たりだったりする。とばっちりって迷惑だよねぇ。

*1:閉鎖空間ってのは、俺も「クトゥルフ」のシナリオでよく使う

ゲゲゲの鬼太郎

 1本目と3本目の中継ぎ的映画を探したらこの映画くらいだったので実写版の「ゲゲゲの鬼太郎」を観る。
 日本発のマンガ実写版映画はダメなのが多いが、この映画はそれなりに観れた。それでもまぁ「それなりに」ではあるけどね。とりあえず、鬼太郎とその敵の決着が「鬼太郎が懲らしめる」って形ではない。ネタバレをしない様に例えて言うなら「子供がケンカをしていたら片方のオカンが現れ、自分の子供をしかりつけて去っていった」的な決着。それはなんか納得いかないねぇ。
 この映画は「ネズミ男役の大泉洋氏を観るための映画」と思っていいんじゃないかな。ネズミ男大泉洋氏ってのはハマリ役だし、第一彼は芸達者なのでいい演技をする。他の役者はというと……子泣き爺役の間寛平氏とか輪入道役の西田敏行氏は見た目的に納得はいく。鬼太郎役のウエンツ瑛士氏や猫娘役の田中麗奈氏は……こんなレイヤーいそうだなぁ。とりあえず鬼太郎と猫娘はコスにしか見えなかった。
 あと、エンディングの鬼太郎&猫娘を中心としたダンスはグダグダだったなぁ。どんな感じかというと「高校生の学園祭の演劇でこんなダンスありそう」ってレベル。ダンス見せるならプロのダンサー・レベルのダンスを見せて欲しいなぁと。

Pirates of the Caribbean : At World's End

 最後に観たのは"Pirates of the Caribbean : At World's End"*1。この映画は"Pirates of the Caribbean"3部作の完結編。
 2作目のから現れたデイビィ・ジョ−ンズとの決着が着くので、前作を観ていると楽しめる。ってか、この3部作は全部を順番に観ないと分からないね。ま、続き物だからしょうがないか。
 ただまぁ、観て思ったのは「ちょっと詰め込み過ぎかなぁ」と。登場人物の立場がコロコロと入れ替わるのは正直把握し辛いし、なくてもいい要素は削った方がいいと思うんだけどね。こういう映画の場合、ストーリーはもっとスッキリと作った方がいいんじゃないかなぁと思う。その点は残念だった。
 ともあれ、3部作終了。もっとも、エンディングでジャック・スパロウの別の冒険が始まったので、その冒険を描いた映画とかが出てきそうな気はする。あと、エンド・クレジットが終わってからのシーンも次の映画の伏線なのかなぁと思った。

*1:"the"を省略したり、"'s"を省略しているカタカナ表記が嫌いなので、あえて原題で書かせて貰うよ

おしゃべり

 "Pirates of the Caribbean : At World's End"を観終わった後、ゲーム仲間の松誤郎氏と合流。「久し振りぃ」という事で、喫茶店ルノアール」にて色々とヲタ話をする。で、気付いたら閉店時間閉店時間までヲタ話。ま、そういうもんよ。