ゲームの前に

 JGCの受付は2:00pmから。だが、俺は12:30pm頃に新横浜に到着。なぜそんな時間に行ったかというと、新横浜ラーメン博物館*1で昼飯を食おうと思ったからだ。せっかく新横浜に行くならここで飯食うのもありかなぁと思ってね。
 そしてラーメン博物館。とりあえず、色々食べてみるためにミニラーメンを食う。満腹中枢が刺激される前にと思って素早く4件回ったのだが、さすがにミニラーメンでも4杯食うのは大変だった。ふぅ、もう何も食えねぇ。
 で、地下2階のベンチで休んでいたら紙芝居が始まったり、ビンゴ大会が始まったり。思ったよりもサービス精神旺盛だな、ここ。
 そして、ビンゴ大会でゲットしたチョコレートを鞄に入れてJGC会場へ向かった。

物販

 チェックインしてから開会式まで時間があったので、物販スペースに行く。すると、「ウォーハンマー」の未訳のサプリやシナリオが投げ売りされていた。なので購入。ちなみに、俺は以下の物を以下の値段で入手。

  • KARAK AZGAL(400円)
  • SHADES OF EMPIRE(400円)
  • RENEGADE CROWNS(400円)
  • BARONY OF THE DAMNED(400円)
  • TERROR IN TALABHEIM(400円)
  • THE THOUSAND THRONES(600円)


 スゲー、これだけ買っても2,600円だよ。なんか「ウルリックとシグマーに導かれて行った先でシャリアが微笑んでいた」って感じ。JGC来て良かった!
 一応、「シグマーの継承者*1」と「ミドンヘイムの灰燼*2」の原書も売っていたけど、そっちは買わず。日本語になっているのはいらないなぁと思ってね。値段的には買っても良かったんだけど*3、荷物が重くなるからねぇ。もっとも、「オールド・ワールドの生物誌*4」だったらカラー・イラストのために買っただろうけど。
 で、1回部屋に戻ってパッキングをし、まだ鞄に余裕がある事を確認して再度物販スペースへ。そして先行発売の物をいくつかゲット。これらの物品については通常販売が始まったら詳しく書こうかな。
 で、ボドゲの新作も先行販売されていた。とりあえず「クトゥルフ神話カードゲーム完全日本語版*5」は辛抱堪らんと買ってしまったのだが、「コズミック・エンカウンター完全日本語版*6」と「ミドルアース・クエスト日本語版*7」は鞄に入りきらなくなるので断念。この2つは通常販売を待つとしましょう。

開会式

 そしてJGCの開会式。今回の開会式で特筆すべき点は、やっぱり鈴木銀一郎氏が茶色いローブを着ていた事かな。魔法使いのコスなんだろう。もっとも、ローブの形がエピソード4のオビワン・ケノービと同じだったので、オビワンのコスなのかも知れないけどね。
 とまぁ、そんな感じでJGCが開幕した。

体験会

 今日はR-CONのイベントに参加しようと思ったのだが、抽選漏れで参加できず。フリープレイ卓で参加したい卓はあったが、開始時間まで3時間位ある。晩飯食うっててもあるが、昼食ったラーメンがまだ腹にあって食う気にならない。という事で、物販スペースの体験会に参加してみる。
 まずやったのは「ダブルクロス The3rd Edition*1」のキャラ作成体験会。前回遊んだ時はサンプルキャラを使ったのだが、やっぱりキャラを自作できる様に感覚掴んでおきたいなぁと思ったのでね。で、一緒に体験会に参加したのは俺入れて3人。そしてダイスで決めた結果、全員のカヴァーが水商売に。きっとこのままセッションをやっていたら「サタスペ」っぽくなっていただろう。
 次にやったのは「ソード・ワールド2.0ゲームブックDS*2体験会」。10月末に発売日が延びたDSゲームの体験会だ。うん、確かにこれはDSを使ったゲームブックだね。でも、体験版として搭載していない物がいくつかあるらしい。う〜ん、その辺も込みで体験したかったなぁ。

ボードゲーム

 物販スペースの体験会も今日は少ない。なので、フリープレイ卓に行ってみる。で、丁度ボードゲームをやっている卓が一段落した所だったので、そこに混ぜて貰う。
 まずやったのは「通路〜TSURO*1」。これを4人で2回、5人で1回やった。しかし1回も勝利できず。勝てなかったが、このゲームは面白いなぁ。
 次に「ごきぶりポーカー*2」を5人と7人*3でやる。結果は余裕で勝ち抜け*4。今回は80%位の確率で嘘か本当かを見破れた。ふふふっ、そんな嘘の付き方ではバレバレですぞ。
 そして、「ワードバスケット*5」へと雪崩れ込む。7人で7回やったが、勝てず。年齢と共に頭の柔軟性が落ちたのかなぁ?

*1:http://www.hobbyjapan-shop.com/shopdetail/130000000001/

*2:http://www.mobius-games.co.jp/DreiMagier/KakerLakenPoker.htm

*3:6人までのゲームなので、「同種カード3枚揃ったら負け」とした

*4:このゲームは敗者が1人出た段階で終了らしい

*5:http://homepage.mac.com/jaga_online/wb/

永い後日談のネクロニカ

 さて、ボドゲを遊んだ後はフリープレイ卓で「永い後日談のネクロニカ*1」のテストプレイに参加する。このゲームは生物が死滅した世界で、自我を持ってしまった少女ゾンビをやるTRPGだ。「つぎはぎだよりvol.3*2」掲載のリプレイ読んで興味あったんだよね。
 さて、今回の“姉妹”達は以下の通り。

シュヴェルナ
享年8歳。ポジションはジャンク*3。メインクラスはゴシック*4、サブクラスはロマネスク*5。記憶のカケラ*6は「星空を見ていた」。
パウーラ
享年12歳。ポジションはオートマン*7。メインクラスはステイシー*8、サブクラスはバロック*9。記憶のカケラは「孤立していた」。
クラショース・ドーラ
享年15歳。ポジションはコート*10。メインクラスはタナトス*11、サブクラスはバロック。記憶のカケラは「人形が転がっている」。
フィーリア*12
プレイヤーは俺。享年8歳*13。ポジションはアリス*14。メインクラスとサブクラスは共にレクイエム*15。記憶のカケラは「鎖で繋がれていた」。


 目覚めたら廃屋にいて、外に出たらゾンビ軍団と戦う。ネクロマンサー*16がシュヴェルナの親友で、最終的にはネクロマンサーが住む森で永遠に過ごすという“閉じた楽園”エンドだった。
 遊んでみた感想としては「結構面白い」かな。システムが割といい。ポイントをピックアップすると

  • 基本的にどの判定でも成功率は同じ。
  • スキルによってできる事が差別化される。
  • 武器や変異やサイバーウェアといったパーツで様々なスキルを得られる。
  • 攻撃を受けるとパーツが吹っ飛ぶ。吹っ飛んだパーツに対応したスキルは使えない。
  • 敵を倒してパーツを補充する事でスキルが再び使える様になる。
  • 戦闘はカウントが自分の行動値になったら動ける。
  • 行動コストを払って行動値を下げ、カウントが下げた行動値になった時に再行動可能。
  • 基本的には全員の行動値がなくなったら次のラウンド。


って感じ。なるほど、この考え方は面白い。
 ゲーム的には「記憶のカケラ」を元に生前を思い出していくって感じのセッション運営になる様だ。そして、衝撃的な記憶を思い出していく度に狂気点が溜まる。狂気点が振り切ると自我がなくなったゾンビになる。なるほどね。
 いや〜、「ネクロニカ」は思っていた以上に面白いよ。完成品がどうなるかは分からないが、俺的には注目の一品かな。

*1:http://tugihagi.com/shopping/

*2:http://tugihagi.com/shopping/goods/photo/tugihagi3b.jpg

*3:色々と諦めている子

*4:グールの様に死体を食う

*5:トリッキーな動きをする

*6:生前の断片的な記憶

*7:自己犠牲的

*8:固くて一番ゾンビっぽい

*9:肉体変異バリバリ

*10:頭脳派

*11:接近戦タイプ

*12:ラテン語で「娘」の意味

*13:享年は8歳から18歳でとGMに言われたのでダイスで決めたら最低値を振った

*14:戦いに馴染めない普通の子

*15:銃使い

*16:PC達を生き返らせた張本人