差し入れ
本来は上着にアルミホイルを巻いて「ヤバイ人」に扮して入場しようと思っていた。しかし、それは他の人の迷惑になる。そして色々考えた末、演劇終了後になげやり人偏氏に会って差し入れを渡す事にした。渡した差し入れは
開封済みというところがポイント。完全に開けてあるのだが、中身はなみなみと入っている。そういうブツ。
そして、なげやり人偏氏は……飲んだらしい。まぁ、俺が健康を害する物なんて入れていないだろうと踏んでの事だろう。で、何が入っているか分からない。そして奴は俺にメールを送る。
なげやり人偏氏「なにか変なものは入れてないよね？」
異物混入はない。そう思っても一抹の不安がよぎる。そんな気分だっただろう。なので、俺が何をしたのかを教えてあげよう。
開封しただけ
そう、開けてもう一度蓋をする。ただそれだけ。でも、何か入っているんじゃないかと不審に思うには充分。そんなギミック。
イタズラは心理トラップであると美しい！
さぁて、今度は何をやってやろうかねぇ。
