今回やってみて。

 PC3人で「サヴェッジ・サイエンス」やったのは初めてだった。で、3人だとモンスターの配置とかは「バランスを考える」事を行うと難しい。全滅させる気のみで作れば簡単なんだけどね。
 PCが3人だと全員攻撃にする必要がある事が分かった。回復役を置くよりイニシアチブを取る事前提で手数を増やしていかないとプレイヤー側は勝てないね。
 あと、やっぱり「サヴェッジ・サイエンス」は重傷ルールがネックだなぁと思った。と言うのも、戦闘の1ラウンド目には戦闘形態に変身する必要があり、変身中に戦闘に必要な特性値が使えなくなると変身後に何もできなくなる。これがプレイヤーの不満要素になる。いくらPCが戦闘で死ぬ事は許容できても、何もできないままPCが死ぬ事を許容できる人間はまずいない。なので、こんなハウスルールを考えてみた。モンスター側にも適用すると結構派手な戦闘になるんじゃないかな。

  1. このルールの使用は現行ルールを適用した結果、全滅して悔しがっているプレイヤーに「仕方ないなぁ。じゃぁ救済措置をとってあげるよ」と恩着せがましく使用すること。始めっからハウスルールを使うのは邪道だぞ*1
  2. 重傷と致命傷のルールを変更する。軽傷は現行通り。
  3. 重傷と致命傷のルールを「能力を使用した時、使用特性に対応する部位に重傷と致命傷が1つある毎に[疲労]を1受ける」と変更する。つまり、シューターが「スナイパーライフル」を使用した時に腕部に重傷2つ致命傷1つがあった場合には[疲労]3を受けなければならないってわけだ。ちなみに、致命傷がランド終了時に残っていたらやはり死亡する。これは変わらない。
  4. このルールは敵味方関係なく全キャラクターに適用する。


 このルールを使用すると重傷を受けても行動を行う事ができる。リスクはあるけどね。でも「何もできない無力感」がなくなるのでプレイヤーのストレスも減るだろう。
 さらにこのルールは致命傷を受けても動けるのでPCを殺す可能性も増える。モンスターはいくら致命傷を受けていようが戦闘ラウンド終了時までは生きている。なので、このルールを適用すると死亡確定になっても行動できるために遠慮なく猛威をふるう事ができるのだ。どうせ死亡確定しているなら[疲労]のダメージをいくら受けても関係ないしね。
 ちなみに、このルールでは重傷と致命傷を受けても達成値にマイナス修正を受ける事はない*2。なので「場の難易度未満の達成値しか出なくて攻撃が失敗する」とか「防御系の能力でダメージを全キャンセルされた」なんて事もほぼなくなるわけだ。はい、これは仕様です。

*1:サヴェッジ・サイエンス」自体が邪道って気もするけど(笑)

*2:[疲労]で軽傷ダメージを受けた部分にはマイナス修正が発生するけど