「ソードワールド」の問題点

 「ソードワールド」の基本システムは良くできていると思う。しかし、データ部分ではやはり問題点がいくつかある。例えば魔法の強さのバランスとかね。そして、今回データに関しての問題点を再確認した。それは

「シーフに高品質の武具を持たせるな!」

だ。
 シーフは、ダンジョンでは鍵開け罠外し、シティ・アドベンチャーではギルドでの情報収集がメイン。戦闘能力は二の次。せいぜい1回クリティカルしてファイター並みのダメージになる。そういう存在だ。
 しかし、今回やった俺のPCであるラット。こいつは筋力が高い上に、最高品質のスピアを持ち*1、最高品質のハード・レザーを着ているので、打撃力19、防御力13となった*2。う〜ん、ファイター並みの戦闘能力だよなぁ。
 シーフはファイター並みの戦闘能力を持ってはいけないと思う。なぜなら、ファイター並みの戦闘能力を持つとファイターがいらなくなるからだ。まぁ、今回のパーティは直接的なパンチ力は低いのでバランス取れたけどね。
 接近戦はファイターが一番。このバランスを取るには、やはり高品質の武具ルールは採用しない事だと思う。
 役割分担。各プレイヤーが自分のPCの存在意義を認識する上では非常に大切な事。それを阻害するルールは無視するべきだ。自分で高品質の武具を使っておいて言うのも何だが、やはり俺はそう思う。

*1:銀のスピアと普通のスピアを持っている。「対特殊モンスター用」と「ファイアウェポンでの強化用」だ。当然どっちも最高品質。スピアは安いねぇ

*2:ちなみに、武器の選択ルール使用