カイ・シデン

 「機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー −カイ・シデンのレポートより−」の第2巻を買った。そして読んだ。


超面白い!


 基本的にガンダムの登場人物が出てきて語るだけで派手な戦闘シーンなど一切ない。むしろ淡々と語りや回想が進んでいく。それにもかかわらず面白い。やっぱり各キャラを深く掘り下げているから面白いんだろうなぁ。
 ちなみに、かんじきを履いた寒冷地仕様ビグザムが複数体出てきたり、アジス・アジバなんて皆が忘れちゃいそうなキャラが出てきたりするのもツボだ。あと、アムロ・レイハヤト・コバヤシがフラウ・コバヤシについて語っている所とかも面白いね。他にも、ダカール演説をハヤトがやっている所とか*1
 問題点があるとすれば、ファースト・ガンダム、Z、ZZ、逆襲のシャアを、TV版及び劇場版まで知らないと全然分からない事だろうか*2。しかし、全2巻なので揃えても千円ちょっと。ガンダム好きなら絶対買いだ。

*1:このマンガでのシャアはモラトリアムに突入中のダメ男なのでね

*2:まぁ、ZZはアストナージが「次のラビアンローズまでは我慢して下さい」って言っているだけなので、知らなくてもいいけど