舞台は昭和82年

 今回使用したシナリオは「ロール&ロール vol.35」に掲載されている「ウーノ,ドゥーエ」。このシナリオを選んだのは

  • プレイヤーに特定の職業を押しつける必要がない*1
  • 公式シナリオの中で、一番ストーリーの流れに無理がない。


という理由でだ。セッション運用において変更したのは

  • 4人用シナリオをPC5人で運用するのでナイトメアの「夢の力」と「ナイトメアウォール」を引き上げた。
  • エンディングでディープ判定を行った時に紅川小夜子*2の関与を知る事は、蛇足を通り越して野暮なのでオミットした。


の2点くらい。あとはほぼシナリオ通りに運用してみた。
 セッションを終えてみた感想。


このシナリオに出てくる固有名詞にはネーミングセンスがない。


 公開オーディションが行われるライブハウス名が「町那加プレイハウス」だとか、NPCのグラビアアイドルの名が「後藤アミ」で愛称が「ゴアミ」だとか。飯野アオイと北野ソラの2人組は「ブルースカイ*3」と名乗り、そのヒット曲が「あおいそら」だなんてのは、セッション中に単語が出る度にGM含めて卓全体から失笑が起こる。このネーミングセンスはどう考えても平成じゃないよなぁ。という事で、


「『ナイトメアハンター=ディープ』の世界では2007年は昭和82年」


と結論付けられた。昭和かぁ、じゃぁ昭和臭がする固有名詞でもしょうがないね。
 あと、やっぱりレジェンドはメチャメチャ強い事を再確認した。というのも、ケン=アンダーソンがデザートイーグルをブッ放す度に40点前後のダメージが飛ぶからだ。今回はセッション中にナイトメアの弱点を見つける事ができなかった*4のだが、そんなのお構いなしにナイトメアを蹴散らす。40点ダメージなんて、5人用に増やしたナイトメアウォールを毎回50%程度削っていくのだから堪らない。強いなぁ。
 という事で、カタギのいないチーム構成や、ネーミングセンスにツッコミを入れまくったものの、基本的にはシナリオ通りに終了できた。

*1:シナリオには学生だの社会人だのって指示はあるが、正直無視して構わない。まぁ、無視した結果がこんな芳ばしいチームになるとは予想外だったが

*2:ナイトメアを意識的に操る「ハーメルン」の中で、トップレベルで危険な人物。雑誌掲載リプレイのラスボス

*3:アオイとソラだからなんだろう

*4:弱点になるキーワードを持つ人物と接触できなかったため