シナリオ命「イカサレテ」

 さて、今回のセッション。
 今回は10世紀、スマトラ島からアデン*1へとイスラムの貿易船団が向かっていると、突然1隻の貿易船が爆発する。パニックの中多くの船は衝突して沈む。我々が乗っていた船は爆発での飛散物で帆がボロボロになって動けない状態に。そして、辛うじて逃げたかと思われた船を突然現れた怪物が襲う。その怪物は西洋のドラゴンにしか見えない。最終的には動けなくなった3隻の船がこの海域に取り残される。当然、探索者達が乗っている船はこの3隻の内の1つだ。
 とまぁ、こんな感じで始まった。ちなみに、このドラゴン*2を見てゲーリックとナスルッラーが一時的狂気に陥る。え〜、開始10分頃の出来事です。
 まぁ、他人のシナリオなので詳しくは書かないが、とりあえず、

  • 怪しげな中国人女性が登場。
  • その女性をイーサーが籠絡。
  • 暴動が起きそうになっているのをイーサーがクリティカルで仲裁、そして人心掌握。
  • ゲーリックは自分の武器を取り返すのに必死。


等々の事件が起こった。
 今回はイーサー・ハーディーの大活躍が目立ったね。特に暴動が起きそうになっている時なんかには。
 俺は「ナスルッラーが仲裁に入っても『奴隷風情が何言ってやがる』的な事にしかならないだろうしなぁ」と思っていたら


イーサー「『アッラーフ・アクバル!*3』と叫んだら皆は注目しませんか?」
キーパー「見ないわけにはいかないだろうなぁ」
イーサー「じゃぁ、アッラーは争いを望んでいないと言います」
キーパー「<説得>に+50%のボーナスあげる」
イーサー「クリティカルしました」
キーパー「乗員の心は君がガッチリ掴んだ」


 え〜、ペテン師のアジテーションという物を垣間見た気がします(笑)。他にも、中国人女性*4とエンディングで結婚したりと、とにかく今日の探索者の中では一番目立っていた。
 ま、俺は「いかがいたしましょう、旦那様」とか言って奴隷根性丸出しのプレイングをやったので満足。奴隷ができるTRPGってなかなかないから楽しいねぇ。
 そうそう、今回は結局誰も死ななかったよ。まぁ、「他の船に大人数を乗せて囮にし、その隙に少人数で逃げる」って事をしたからNPCは大量に死んだけどね。でもそれはクトゥルフ物じゃよくあるって事で。

*1:ペルシアの貿易港

*2:実はロイガーなのだが

*3:アッラーは偉大なり」という意味だったはず

*4:呪文をいくつか知っているが、実は探索者達の味方