休暇

 今日は映画「休暇*1」を観た。これは「結婚を控えているが有休が残っていない*2刑務官。死刑の支え役*3をすれば1週間の休暇が貰える。新しい家族のために支え役をやるかどうか」って話。
 観た感想は「思ったよりあっさりとしていたなぁ」だった。
 もっと重苦しい話かなぁと思っていたんだが、なんだか今一つ伝わってこない気がした。もっとも、俺は死刑肯定派なのでそう思っただけかも知れないが。新婚旅行のために支え役をやるという事に対して「人の命をなんだと思っている」とか言っているけど、普通は死刑囚って人を殺しているんでね、しかも数人*4。人殺している人間に対してそこまで遠慮する必要はないと思うけどね。やるやらないで考えるなら「新婚旅行控えるのに後味悪いなぁ」程度だねぇ。でもまぁ、結婚相手に6歳の連れ子がいるんで、結婚してすぐに旅行して打ち解けないと結婚後の生活が厳しいしな。
 何か淡々と話が進むんで「それも選択肢の一つじゃねぇの」くらいにしか思えなかった。やっぱりこの映画はもっと主人公の苦悩を全面的に押し出した方がいいと思うね。

*1:http://www.eigakyuka.com/

*2:葬式の時に有休を結構使ったと劇中で言っていたね

*3:絞首刑中の受刑者を支える役

*4:劇中の表現から2人殺したみたいだ