テルミン

 「大人の科学マガジン Vol.17*1」の付録のテルミンmini。本日組み立てる。そして弾いてみた。


結構面白いじゃないですか!


 やっぱり楽器自体に触れずに音楽を奏でるってのが何とも言えぬ面白さがある。これを考え出したテルミン博士はスゲーなぁ。
 で、テルミンminiを弾いてみて思った事は


テルミンは難しいけど弾きやすい」


かな。
 ピアノは鍵盤を叩けば誰でも同じ音が出せる。ギターもコードに従ってちゃんと弦を押さえれば同じ音が出る。しかし、テルミンの場合はどこに手を持っていけばどんな音が出るかってのは感覚で掴むしかない。しかも音と手の位置の関係も気温や湿度、それに気圧なんかでも変わってくるはずだ。なので目で見て目安にする物がない分難しい。
 しかし、鍵盤なんかがない分弾きやすいんだよね。音を聞いて何となくこんな感じかなと弾くとそれっぽく聞こえたりする。感覚的には歌を歌う時に音程を合わせるのと同じ。ピアノを弾く時はドレミファソラシドを意識しないとちゃんと弾けないけど、歌を歌う時には「感覚的にこのくらい」って感じで音程を合わせるじゃない。あれと同じ。なので弾きやすい。
 なかなか面白いよテルミンmini。もっとも、さすがに音はそんなに良くないけどね*2。アンプを繋げられる様に改造すれば「大人の科学マガジン」のサイトにある「テルミンminiを弾きました*3」の「ロシア編」みたいな音を出せるんだろうけれど、わざわざアンプ買うのもなぁ。まぁ、持ち運びできる程度だったら5,000円も出せば買えるだろうけど。でも、そんな風に改造して金かけていくくらいなら、いっそちゃんとしたテルミン買った方がいい気がする。ちゃんとしたテルミンは弦楽器の様な良い音色を奏でるからねぇ。
 ともあれ、思った以上に遊べるよ。電池がなくなる位までは飽きずに遊んでいられる様な気がする。でも、調子に乗って弾いていると手がつりそうになるんだよね*4。こまめな休憩は大切って事か。