交易セッション

 今日は「ウォーハンマー」で交易セッションを行った。「ウォーハンマー・コンパニオン*1」に載っている「交易と商売の上級ルール」を使ったセションだ。ちなみに、経験点は「交易で1マイル移動したら1点」というレギュレーション*2。今回のGMは虎魂氏で、PCは以下の通り。

ベルトルド
プレイヤーはジャック氏。人間17歳男性。キャリアは密輸商人。オストマルク生まれで、容貌の特徴は「特徴的な歩き方」。
マグナス
プレイヤーは俺。人間26歳男性。キャリアは煽動家。スターランド生まれで、容貌の特徴は「折れた鼻」と「抜けた歯」。


 「表3-2:エンパイアの商圏」を使ってスタート地点をランダムに決めた結果、ノードランドのノイエ・エムスクランクから始まる。そして交易品を探してみると、「貝」が1交易単位当たり金貨10枚で入手できた。そしてPCに密輸商人がいるから最初から馬車があり、2人合わせて手持ちが金貨21枚。あれ?てっきり「元で作るために違法行為しないと」とか思っていたのだが、なんか最初から交易できるぞ。
 で、貝を1交易単位購入してザルツムントに売りに行くのだが需要がない。物々交換も良い物がない。仕方がないのでミドンヘイムへ向かおうとしたら、雪崩で街道封鎖。しょうがないのでザルツムントに戻り、街道が回復した頃に再度出発。そしてミドンヘイムへ。
 ミドンヘイムでは交易品を売る事ができたのだが、そこへ商人ギルドからの使者が。なんでも中堅商人として商人ギルドに届け出ていないのに金貨20枚を越える取引をしたので罰金を払えとか。チッ、情報が早いな。雲隠れする暇もないのか。仕方がないのでマグナスが丸め込みながら罰金を払う。とりあえず中堅商人として登録するための入会金を考えたら罰金を払う方が安く済んだので良し。
 で、次にどうするかを考える。「交易と商売の上級ルール」では大都市から地方都市に行くメリットがあまりない*3。なので、大都市間の交易をもくろむ。そうすると、ミドンヘイムからだったらタラブヘイムかなぁ。一応マリエンブルグへの街道はあるが、そんな長距離を移動するなんて危険過ぎる。
 そして、大都市間を交易するなら中堅商人として登録するべき。だが、入会金が高い*4ので元手が必要。う〜ん、


ここは違法品売買で利益を得るべきですな。


 ミドンヘイムは混沌軍との戦いで死者が山の様に出た。そのため、モール神殿は大忙し。という事で、死体を手に入れて解剖用に売りさばこうって話になる。ほら、「ウォーハンマー・コンパニオン」にちゃんと解剖用の死体の値段書かれてるし。それに、難民キャンプに転がっている死体をゲットすれば仕入れ値はタダ。ステキ!これが「ウォーハンマー」的思考!
 で、どういうルートでモール神殿へ死体が送られるのかを調べる。そうすると、死人は葬儀屋経由でモール神殿に行くという話を聞く。そしてその情報を得るためにモール神殿で1日奉仕活動を行った実績も作ったので、「奉仕活動の一環として、死者を葬儀屋に無料で届ける」という大義名分で難民キャンプを回ろうかと。当然、そこで手に入れた死体は転売。勿論、その内の何体かはちゃんと葬儀屋に届けるので俺達の不法行為は発覚しにくくなるだろうね。
 とまぁ、そんな算段を付けた所で時間切れでセッション終了。不法行為を行って「ウォーハンマー」を堪能したい所だったのだがしょうがないか。とりあえず、「ウォーハンマー」の交易は「トラベラー」の交易よりも厳しい事が分かった。

*1:http://www.hobbyjapan-shop.com/shopdetail/163001000028/

*2:つまり、交易を行わないと一切経験点は入らない

*3:大都市での仕入値は高く、地方都市では取引価格は下がる。そもそも需要がない事が多いし

*4:ルールには書いてないので、GM判断で正会員の半額となった