ビール飲もうぜ!
今日は「トラベラー富国強兵キャンペーン」の続きをやる日。レフリーはいつも通りジャック氏で、基本PCは以下の通り。
- グスタフ・フォン・ベッケルハイム
- プレイヤーは虎魂氏。51歳男性。惑星マージシー総統の侯爵。
- カール・バルゼー
- プレイヤーははまちゃん氏。47歳男性。惑星マージシー元帥。
- ヨハン・フォン・カネガスキー
- プレイヤーは俺。47歳男性。惑星マージシー秘密警察長官。
さて、現在は基本PC達はそれぞれ独立して動いている。で、今回も前回に引き続きカール・バルゼーのルートをやろうという事になる。カール・ルートのPCは以下の通り。
前回は惑星レーナイロラを侵りゃk……帝国の保護下に置いた。で、次に行く場所をどうするかという話になる。資料を見てみると「ビールの名産星オーヴァル」が近い。美味いビールは飲みたい。そんじゃあ、ここに行って最低でもマージシー領へのビール流通網を確立し、あわよくば、えっと、そうそう、“帝国の保護下”に置こうって事になる。
ちなみに、このオーヴァルの公式設定は「ビールを修道会毎に作成しており、僧兵達はビールの秘密を守るためには暴力を辞さない」とある。という事で、オーヴァルはビール流通で成り立っている星であり、修道会が様々な利権を握っているのではないかという話になる。じゃあ、どんな修道会があるか詳しく決めないとね。で、俺達は
携帯電話を使ってビールについて調べ始めた!
そして、ビールについて色々な知識を得る。例えば、
- 上面発酵のビールをエール、下面発酵のビールをラガーと分類。
- 下面発酵は低温で発酵させ、大量生産に向いている。
- 加熱処理をしていないビールを生ビールという。
- ヴィルヘルム4世が1516年に施行したビール純粋令で粗悪なビールがなくなった。
- ビール純粋令は現在のドイツの酒税法に組み込まれている。
- イギリスのビール&ウイスキー評論家でライターであったマイケル・ジャクソン氏*2がベルギービールを世界に広めた。
- マイケル・ジャクソン氏はベルギー醸造者協会から醸造関係者以外で初めて「ベルギービールの騎士(La Chevalerie du Fourquet des Brasseurs)」に認証された。
- コーンスターチはコーンから作ったデンプンでドロドロしているらしい。
- スタウトに生卵を落す飲み方がある。
等々。いや〜、広大なネットに繋げられる現代の携帯電話は偉大だ。
で、そんな事を踏まえてオーヴァルには以下の様な修道会がある事を設定する。
- ワイザー修道会
- 下面発酵派で、大量生産を行うための冷蔵技術を独占*3したため、主流派となった。再発酵させずに味の均一化ができ、大規模流通に向いている缶流通推進派。コスト優先のため政治腐敗が進んでいる。
- ピスト修道会
- 一都市の実権を握り、ワイザー修道会を退けている。
- ガッツ修道会
- アルトエールを作る。
- ドム修道会
- ケルシュエールを作る。
- トブライン修道会
- ブラウンエールを作る。
- ギネス修道会
- スタウトエールを作る。
- 発泡酒派
- ワイザー修道会が麦を独占する地方で派生した分派。異端とされている。
- ホッピー修道会
- 地下活動を行う邪教とされているが、その味を求める者が後を絶たない。
その他にも「ビールの注ぎ方が儀式に取り入れられている」とか「この星の学者はツマミ研究家」という妄言がそのまま設定に組み込まれた。
レーナイロラからオーヴァルへは1回のジャンプでは行けないので、帝国の偵察局のあるフェッサーに飛ぶ。そして、カールは1週間程公務を行いながらマージシー軍の追加兵力が届くのを待つ。そして、追加兵力を編成してオーヴァルへ向けて飛び立ったところで終了した。