太古に思いを馳せ

 今日は幕張メッセでやっている「恐竜2009 砂漠の奇跡!!*1」を見に行った。
 会場に入って一番最初に凄いと思ったのは、恐竜ではなく「ダーウィンの書簡」。え?これってあの進化論のダーウィンの直筆?それって凄くね?
 でまぁ、恐竜展本編。まず目を見張るのは羽毛恐竜では世界最大のギガントラプトルの骨格標本。羽毛恐竜は2m前後っていう今までの常識を覆す8m級。デカイ鳥*2だな。
 で、そこを過ぎると竜脚類骨格標本が並んでいる。やっぱり竜脚類はデカイなぁ。物によっては20mとか30mとかあるからねぇ。そして、マメンキサウルスの骨格標本をバックに無料で記念撮影ができる。しかし、これには抽選で当たらなくてはならない。一応俺は当たったので撮ってもらったが、小さい子とかでハズレている人々もちらほら。これは、ちょっとどうかなぁと思うけどねぇ。俺がガキの頃だったら「何でダメなの!」と写真撮って貰えるまで詰め寄っただろうなぁ*3。やっぱり子供は並ばせたらハズレなんで引かせちゃダメだよ。その代わり写真1枚を有料*4にするとさらに金集められるのにな。この辺、主催者側の配慮と集金にかける情熱が足りないなぁと思った。
 で、竜脚類の展示が終わったら、力を入れて紹介しているのはスピノサウルス。スピノサウルスは世界最大級の肉食恐竜らしいが、この恐竜展では生体の実物大復元模型と骨格標本が飾られている。そして、骨格標本のメイキング映像まで流れていた。
 最後はこの恐竜展の最大の目玉である「ダコタのミイラ化石」。この化石が凄いのは、皮膚や筋肉などがそのまま化石として残っている事だ。これがあれば多くの不明だった点が明らかになるし、技術が進めばさらに多くの事が分かるだろう。スゲー、これは世界の宝だな。ちなみに「ミイラ」ってのは干涸らびているとかではなく「生きている時のまま」って意味らしいぞ。
 という事で恐竜展を堪能。そして土産物を見て回っていたら


「モンハン」のラギアクルスの頭部骨格模型が!


 え、何、ネタ?何でここでゲーム世界のモンスターが出てくるだよ。心の中で総ツッコミ。ちなみに、出口付近で綿飴を作る機械で綿飴作って食べる事もできた*5。う〜ん、最後の最後でよく分からない事やってるなぁ。

*1:http://www.kyoryu.jp/index.html

*2:厳密に鳥かと聞かれると「さあ?」と答えるしかないのだが。鳥っていつの時代をもって「鳥」って言っていいんだろう?

*3:強引な子供には理屈は通じねぇ。それは俺が昔実践してきたので真実だ

*4:こういうイベントだったら1,000円とか1,500円が妥当だろう

*5:有料で100円