カイジ 人生逆転ゲーム
今日は「カイジ 人生逆転ゲーム*1」を観に行く。これはヤングマガジンで連載されているマンガ「カイジ」を原作にした映画だ。そして感想。
「ぬるい」
まぁ、映画という媒体としては色々制限があるんだろうが、原作が「熱湯」だとしたら映画は「赤ん坊に与えるミルク」くらいにぬるい*2。とりあえず映画では「限定ジャンケン」「鉄骨渡り」「Eカード」を扱っているが、ジリジリする駆け引き要素がこそぎ落とされている。そして、耳削ぎも焼き土下座もない。兵藤とかの狂気も全く感じられないしな*3。色々と原作のシーンを拾って入るんだが、原作に比べて非常にマイルドだなぁと。
ちなみに、俳優陣の演技は結構良かったよ。CM見た時に「遠藤が女かよ!」とは思ったが、天海祐希氏の遠藤は思ったよりはハマってたかな。あとは、
いや〜、夜神月やLが鉄骨渡りしているとか思うと色々面白い。いや、役者が同じだけで夜神月でもなければLでもないんだがな。
とりあえず、原作を読んでいると今一つ感は拭えないのだが、映画しか知らない人ならそれなりに満足できる出来ではあるのかなぁとは思う。