分かる、分かるぞ!

 他にも「シブすぎ技術に男泣き!*1」というマンガがあった。何となく面白そうだったので買って読んでみる。


分かる、分かるぞ!


 俺はプログラム屋さんなのだが、電光掲示板を作った時に回路も作らされた*2ので回路に関しての話も共感できる。88ページの「こまったときのコンデンサ」とか、101ページの「ICが燃えるとかなり臭い」とか。第21話のボール盤の話とか。分かる、プログラム屋だけど分かる!
 ちなみに、表紙を外すと「エアパッキン」で寝るとあったが、汎用機のシステムを作る時のプログラム屋は「折畳み帳票」で寝ます。不要になった帳票を丁度いい枕のサイズに破り、帳票を身体に巻き付け、キャスター付きの椅子を並べてその上に横になる。これをどれだけ淀みなく行うかで越えてきたデスマーチの数が分かるってもんだ。ちなみに、寒い時には丸めたり折り畳んだりした帳票を服の間に入れると暖かいぞ。
 このマンガは、最初の方は「面白いと思ったけど見込み違いだったかな?」とか思ったのだが、第3章から面白くなってくる。やっぱり体験談は面白いよね。

*1:http://www.amazon.co.jp/dp/4806136042

*2:ちなみに、それをやる時までは回路の事は全く勉強した事なかった。下地なしから勉強して回路作り(当然期限有り)。なにその無茶振り?でも、やったよ