アナログ・ゲームの新作予定

 イエサブの新作発売日予定表を見て、以下の物が気になり調べてみる。


 「けもぱに」はプレイヤーの中にいる「怪盗」をあぶり出すというゲームなのだとか。おそらく「汝は人狼なりや?*4」系のゲームなのだろう。
 「くにとりっ!」は、鈴木銀一郎氏が開発中に「戦国ドミニオン」と言っていたゲームだと思われる。もしそれなら、「ドミニオン*5」風のゲームだ。テストプレイをした時は結構面白かった記憶がある。
 「モービィ・リップからの脱出」は「ブックゲーム」という形式らしい。「ゲームブック」ではないのね。ネットをチラホラ見てもどんな物かは分からず。しかし、書籍タイプって事はゲームブックなんじゃねぇかなぁと。
 それにしても、「けもぱに」と「くにとりっ!」は萌えイラストですか。個人的には萌えイラストだと一気に買う気が失せる。「萌えじゃなきゃ売れない」って考えはそろそろ捨てようぜ、アークライトさん。ゲーマーは面白いゲームなら買うよ。それが証拠に、萌えイラストなんか一切ない「アグリコラ」や「ドミニオン」は再販重ねてるじゃん。確かに「萌えイラストだから買う」って層はいるが、俺みたいに「萌えイラストだから買う気が失せる」って層もいるわけだよ。イラストで誤魔化さず、ゲームの内容で勝負しようぜ。
 秋葉原の書店とかに置かれたりするなら萌えイラストは有効だと思う。だが、これらはアナログ・ゲーム専門店にしか置かれないはずだ。だったらイラストはむしろ万人受けする方がいいと思うんだよね。イラストが萌えでなくても海外のゲームは面白い物は売れているわけだし。
 俺は「萌えだから嫌い」ってわけではないのだが、「萌えで売ろうとする姿勢」は大嫌いなんだよね。萌えを入れなくてもいいゲームに萌えを入れるってのは、「ゲーム自体に自信がない」と言っている様なもんだ。それってデザイナーに失礼じゃないか?
 まぁ、俺はデータを収集して分析したわけではないんだが、「萌えがなきゃ売れない」ってのはアークライトの悪しき幻想だと思うんだよねぇ。