追補編 せっかくなので戦ってみる

 さて、シナリオ集にあるキャンペーンは終わった。そして、運命点と大量の経験点をゲットした。しかし、


「最後に成長してもなぁ」


って意見があるわけですよ。
 という事で、時間もあったので「もしアーティファクトの力が解放されていたらどんな敵が出てきたか」という事で、成長したPC達がそいつと戦うという模擬戦をやろうって話が出てくるわけだ。ちなみに、PC達は以下の様になっていた。

グスタフ
見習い魔術師→中堅魔術師(金属)→上級魔術師(金属)。
テオドラ
兵士→古参兵→猛者。
ハロン
狩人→兵士→射手。成長はしたがキャリア・チェンジはなし。
ワルター
学生→医者→密偵
ゴットリ
傭兵→ルーン伝令→古参兵。成長はしたがキャリア・チェンジはなし。
ナルゴンド
兵士→古参兵→猛者。


 とりあえず、回収した混沌のアーティファクトは封印するか破壊しなければならない。そして、俺達はアルトドルフで混沌のアーティファクトを破壊する儀式魔術を使える魔術師を見付けていた。という事で、こんな設定にして戦闘を行う。

  1. 混沌のアーティファクトをシグマー信者と魔狩人と一緒にアルトドルフへ護送する。
  2. アルトドルフで儀式魔術をして貰うために俺達が顔つなぎをする。
  3. 儀式魔術の最中に襲って来るであろう混沌達の迎撃要員として護衛に参加。
  4. 儀式中にアーティファクトの力が解放される。
  5. 儀式を行う魔術師は器の破壊に専念するので、解放された“力”を俺達が迎撃。


って事で戦闘開始。そして、


結構あっさりと倒す。


 いや〜、やっぱりこのレベルになってくると強いなぁ。俺達は基本ルールブック134ページにある「戦闘におけるテストの難易度」をしっかり適用しているので、3人がかりで攻撃すると猛者になったナルゴンドは99%で攻撃が命中する様になってるんだよね。しかも、猛者になったので3回攻撃する。「妖怪ぬか喜び*1」は未だ健在だが、まず間違いなく攻撃が3回命中するよね。しかもグレート・ウェポン使ってるし、【筋力】高いし、≪強打≫の異能持ってるし。
 という事で、混沌のアーティファクトは無事に破壊され、殺戮の神コーンによるエンパイアの脅威は多少削がれましたとさ。
 キャンペーン完!

*1:パーセント下方ロールにおいて、10の位がゼロで「成功した!」と思ったら1の位もゼロで出目が100となって失敗する。「妖怪ぬか喜び」はそれを引き起こす妖怪。ちなみに「出目1差で失敗」を引き起こす「妖怪1足りない」なんてのもTRPGセッションではよく出没する