やはり絡み辛いか

 さて、キャンペーンの続き。前回からグスタフ・フォン・ベッケルハイムのルートの続きを始めた。そして、使用するPCは以下の通り。

ヴォルフガング・シュターデン
プレイヤーははまちゃん氏。46歳男性。元帝国海軍准将。惑星フレンジーにいる退役将校で、傭兵会社の顧問。ちなみに、この傭兵会社は我らが母星マージシーの兵員募集に傭兵を送っている。
ファルコ・ヘッシャー
プレイヤーはジャック氏。42歳男性。未開人出身の剣士。剣技能がレベル8という化け物。
ライナー・クニツィア
プレイヤーは俺。50歳男性。元外交官の参事官。現在はグスタフ・フォン・ベッケルハイムの秘書官。


 さて、惑星フレンジーに到着したグスタフ・フォン・ベッケルハイムとその配下達。グスタフ・フォン・ベッケルハイムの目的は「リジャイナの宙域提督から小艦隊を借りてくる」事。で、小艦隊を借りるためのコネクションを調べるとヴォルフガング・シュターデンの名前が挙がってくる。元海軍准将でコネクションがあり、マージシーに傭兵を送っている会社の顧問。そしてフレンジーにいる。この人物には是非一緒に来て貰いたいところだ。マージシー総統グスタフ・フォン・ベッケルハイムは正にお得意様だし、同行して貰うための報酬だって国家予算から見ればたかが知れている*1
 問題はファルコ・ヘッシャーをどう絡めるかなんだよね。ヴォルフガング・シュターデンは上記の通りグスタフ・フォン・ベッケルハイムが進んで同行を求める。ライナー・クニツィアは秘書官なので当然同行する。だが、ファルコ・ヘッシャーを連れて行くメリットはグスタフ・フォン・ベッケルハイムにはないんだよね。何処かで剣舞を見たとしても、それは接待で演劇やオペラに行った様な物。凄いと思うだろうし、何なら褒美を取らせる事もあるだろうが、同行して欲しいとは思わないだろう。
 って事で、ファルコ・ヘッシャーとの接点に難儀する。まぁ、「パブで偶然隣にいたライナー・クニツィアと意気投合して一緒に行く事になる」という最終手段はあるのだが、それは避けたい所だ。とりえず、フレンジー王はグスタフ・フォン・ベッケルハイムに興味を持っている様なので、剣術指南役のファルコ・ヘッシャーが「では、私が検分してきましょう」と接触を図る事に。
 しかし、ここで問題なのはグスタフ・フォン・ベッケルハイムの妻マルガレータだ。前回、ファルコ・ヘッシャーはマルガレータの師匠の仇という設定になった。そのため、マルガレータの実家にいるであろうグスタフ・フォン・ベッケルハイムをファルコ・ヘッシャーはパーティに招こうにも直接招くと色々問題が出てくる。なので、グスタフ・フォン・ベッケルハイムに好意的な興味を持っている知り合いの貴族にパーティを開かせてそこに彼を招待しようと算段を付ける。
 そして、当然ながらライナー・クニツィアはその招待状の裏を取るわけだな。変な政争に巻き込まれると面倒だし、暗殺を企まれていたら困るからね。で、調べてみるとパーティを開こうと持ちかけたのはファルコ・ヘッシャーであると突き止める。しかしまぁ、何故ファルコ・ヘッシャーがグスタフ・フォン・ベッケルハイムに会いたがっているのかは不明。なら、直接聞くまでって事で他の惑星のジャーナリストに扮してインタビューをする。で、インタビューとかこつけて導き出した結論としては「マルガレータの剣術一門との不仲を彼を介して是正したいんじゃないか」って感じ。ファルコ・ヘッシャー的には御前試合に負けた事を苦に勝手に自殺され、それをもって師匠の仇と言われているわけだからね。
 で、ライナー・クニツィアはファルコ・ヘッシャーの思惑を上記の様に報告。グスタフ・フォン・ベッケルハイムとしては面倒臭いので持病がすぐれないという事でパーティの出席を断るわけだ。
 さて、困りましたなぁ。やっぱり「パブで意気投合ルート」取るのか?とりあえずまぁ、ファルコ・ヘッシャーはパブに行って偶然ヴォルフガング・シュターデンに会うですよ。ヴォルフガング・シュターデンの会社はファルコ・ヘッシャーにボディーガードを送っている*2。王家の剣術指南役にボディーガードを送っているってのは物凄い宣伝材料なので、ヴォルフガング・シュターデン的には「お困りの事があったら力になります」となるわな。なお、ヴォルフガング・シュターデンがグスタフ・フォン・ベッケルハイムに同行する事はこの時点で既に決定しているので、あとはどう頼むかかな。
 ってところで今回は終了。やっぱりグスタフ・フォン・ベッケルハイムにメリットのない人物は絡み辛いね。

*1:報酬1億円と言ったって、国家予算から見れば大した事ないでしょ?それと同じ

*2:いくら剣術道場を持っているとは言え、銃器や爆弾がある世界では専門家のボディーガードを雇うだろうからね