認識しよう

 ネットニュースでこんな記事があった。

3歳でブログ、9歳でTwitter 「都条例ぷんすか(ω)」のはるかぜちゃんに聞く
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/21/news010.html


 この記事を取り上げているBlogとかmixi日記とかは「都条例改正」って事についての反応ばかりだったが、俺はこの記事を読んだ大人には別の事を認識して貰いたいなぁと思う。それは


「子供は大人が思っている程ガキじゃない」


って事。この記事にも「子どもは結構、賢いんじゃないか」なんて事が書いてあるが、俺は「『賢いんじゃないか』ではなく『賢い』」と断言する。
 この子が特別に大人顔負けの考え方をしているみたいに書いている人がいたが、子供ってのはこのくらいの事は考えている物だ。俺は昔塾講師をやった事があるが、ほとんどの小学生はこの位の事は普通に考えていた。むしろ、もっと小賢しい子供もゴロゴロいたし、バカな大人よりよっぽど物事を理解している子供もいっぱいいた。
 子供ってのは知識と経験が不足しているだけで、基本的な判断能力は大人と大差はない*1。その辺を分かっていない大人が変な規制をしようとするんじゃないかなぁと思うんだよね。
 この前の都条例改正案で変な規制をしようとした人達って「子供は何も判断できないバカ」だと思っているんじゃないかな?それは子供をバカにしている事であり、「年齢による差別」と言ってもいいと思う。教育上云々と口うるさい人には「子供はちゃんと物事を考える一人の人間だ」と理解した上で教育ってものを考えて欲しいなぁと思う。

*1:これは心理学で証明されていたはず。10歳児と大人に同じ判断材料を与えたら同じ判断をしたという実験があったというのを以前本で読んだ事がある