実在する都市伝説達

 今回俺は「ウォーハンマーRPG 第2版*1」の卓に入る。GMはサークル代表。そして、プレイヤー全員の希望により「スケイブンの書−角ありし鼠の子ら」を使用してPC達は全員スケイブン。エンパイアでは都市伝説とされている鼠人間共だ。
 今回は「ダイスを振り、いい目を出したヤツから“選ばれし鼠”と4大氏族から好きな物を選ぶ」という方式を取った。そして、一般鼠なら初期キャリアは鼠雑兵として、追加経験点を1,000点貰って成長。というわけで今回のパーティは以下の様になる。

ミッキー
プレイヤーは参加者。選ばれし鼠。キャリアは見習い灰色の予見鼠。
キュウ=チャン
プレイヤーは参加者。ペスティレン族の一般鼠。キャリアは疫病修道鼠。
トゥーム
プレイヤーははまちゃん氏。スクリール族の一般鼠。キャリアは鼠散兵。
ピート
プレイヤーはラセリア氏。エシン族の一般鼠。キャリアは夜駆け鼠。
ガルフォード
プレイヤーは俺。モウルダー族の一般鼠。キャリアは鼠調教師。所有するジャイアント・ラットの名前は「パピー」。


 今回の任務は「モウルダー族の実験用素体が不足してきたので人間の開拓村を襲って素体をゲットしてくる」という物。これを<十三人の魔王>評議会から拝命する。
 <十三人の魔王>評議会からの命令という事で、ラットオウガを徴発して村に向かう。で、その途中にワンダリング・モンスターとしてスケルトン6体に出会う。


ワンダリング・モンスター戦で時間がいっぱいいっぱいになっちゃいました。


 スケイブン社会は裏切り社会。という事で、ミッションが達成される事を前提に足の引っ張り合いをするんだな。そして、俺は徴発したラットオウガを使って「ミッキーの側にスケルトンを追いやる」とかするわけだ。ほら、鼠調教師がモンスターをけしかける時の合図なんて秘伝だろうから他のスケイブンになんか分かるはずないじゃないですか。なので、「敵を殲滅しろ!」と口で言いながら「仲間の方向に敵を追いやる」ように命令したり、「なぜ言う事を聞かん、これだから借り物は!」とか言いながら「命令したフリをする」とか。メインのパンチ力であるラットオウガが本気で戦っていないので戦闘が長引くわけですよ。はい、戦闘が長引いたのは多分俺のせいです。
 結局は誰も死なずにスケルトンを撃退。その後は開拓村に着くわけだが、ラットオウガが「恐怖誘発」の異能を持っているので村人の大半はビビって動けなくなる。そんなわけで沢山素体を捕獲できましたとさ。あとはまぁ、結果報告で各自が「自分はちゃんと働いたが、他の奴等はふがいない」と報告したり。でも、それはスケイブン社会ではよくある話って事で。
 ともあれ、スケイブンPCでスケイブンらしいキャリアを使用してスケイブンらしいプレイを堪能。例えワンダリング・モンスター戦で時間をほとんど使ったとしても良しと言えるのではなかろうか。