初めて役所を褒める気になった

 ネット・ニュースを見ていたらこんな記事があった。

ナイターでやる!セ断行、25日強行開幕
http://www.sanspo.com/baseball/news/110318/bsr1103180506003-n1.htm


 アホか。
 記事にもある様に、東京ドームのナイター開催における1時間あたりの消費電力は一般家庭が1日に消費する電力の5,000世帯分以上。つまり、1日3時間輪番停電している4万世帯以上の1日の努力を1時間で消費するわけだ。「賛否両論あるのは承知している」ってあるけど、賛成なんて経営陣しかしてないと思うけどなぁ。選手会だって反対しているんでしょ。「野球によって、観る人に勇気を!」という意見もあるだろうが、俺の様にスポーツ観戦に全く興味がない人間には無駄遣い以外の何物にも思えない。野球好きで勇気を貰える人がいるかも知れないけど、野球は高校野球もあるし、そもそもナイターである必要もない。
 常識知らずとはこの事だよなぁと思っていたら、夜にこんな記事がUPされた。

セ一転!開幕延期も…19日に臨時理事会
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20110319-750176.html


 文部科学省がナイター自粛を求めたために19日に臨時理事会を開いて再検討するのだとか。


文部科学省よくやった!


 やっぱりこういう経営者の暴走は国家から圧力かけないとダメだよね。今回は素直に文部科学省を褒めておきたい。まぁ、臨時理事会で結局ナイター結構って結果になるかも知れないが、その時にはどう対処してくれるかを期待したいね。