生命の神秘といえば

 墓参り終了したのが午後の早い時間。なので時間はある。という事で、映画を観に行こうとしたら母親と叔母も観に行くという事になったので「ライフ いのちをつなぐ物語*1」を観に行った。
 感想は「エコ説教のせいでゲンナリ」です。
 確かに映像は凄いよ。しかし、自然を守るためにエコロジーに気を付けよう的なナレーションが最後に入ったのでゲンナリ。そもそも、オープニングにあった日本語のテロップが邪魔だと思ったし、ナレーションも邪魔だと思うんだよね。自然は雄大であっても思想は持っていない。それを切り取って製作サイドの思想を語るのはナンセンスだしおこがましいと思うんだよね、俺は。こういう映画は「ただただ自然の凄さを映像で流し、どう受け取るかは観客次第」にして欲しいなぁと思う。まぁ、この辺は考え方の違いと言ってしまえばそれまでだが、俺はこういう映画でエコがどうだとか語られるのが大嫌いなんでね。もっとも、俺が「エコ」って言葉が自体が嫌いだから過剰反応示すのかも知れないけどね*2
 ちなみに、エンディング・テロップでVFXの担当者名が出ていたけど、CGどれくらい使ってたんだろう?全編フルCGだったら、それはそれでスゲーとは思うんだが。

*1:http://onelifemovie.jp/index.html

*2:自然を守るって考え方は悪いと思わないが、世の中で使われる「エコロジー」ってのは「商品を売るためのキャッチフレーズ」でしかないのが嫌いなんよ。地球のためにとか偽善的な言葉で飾って物売ろうってのが詐欺師トークみたいでさ。消費者の善意につけ込んだ様な売り方が気にくわない。売り上げ変わらないなら「エコロジー」なんて言葉使って売ろうなんてするわけないんだし。ま、売れりゃ勝ちなのが資本主義だけどね