本屋にて

 本屋に行ったら「イキガミ」の10巻が売っていた。なんでも最終巻という事で通常版*1だけでなく、フィギュア付限定特装版*2なんてのも売っていた。
 でもなぁ、正直どうなんだろう?「イキガミ」は最初の頃はまだ面白かったけど、最後の方になってきたら「?」な感じになってきたからなぁ。ドラマ化だったかの頃に「感動の大作」的な煽り文句で何か違う感じを受けたんだよね。
 雑誌連載で最後まで読んだけど、今巻の「衝撃の真実」って部分も「こうまとめるのが無難だよね」くらいにしか思えなかったからなぁ。この作品は「作者が描こうとした事を編集が捻じ曲げたために迷走して終わった」様な印象を受けた。少なくとも煽り文句の「号泣」は微塵もない。