ワークショップ

 トークショー後は「ワークショップ」に参加。これは「参加者を2グループに分けて、アナログ・ゲームを作ろう」という企画。今回はデジタル・ゲームからネタを持ってきてゲームを作るという事をした。そして、持ってきたゲームが


ストリートファイター」と「脱衣麻雀


 「脱衣麻雀」を持ってくるあたりが夜のイベントだなぁと。そして、俺は脱衣麻雀組に入る。で、まずやったのが「ゲーム要素の抽出」。「やっぱり目的はエロだよね」とか「『スーパーリアル麻雀』で天和喰らった事ある人って何人いる?」という話が出たりして、抽出されたゲーム要素を一言でまとめたら


「理不尽破ってエロGET!!」


となった。これが「脱衣麻雀」の本質という結論に達したわけだ。ちなみに、既に麻雀の要素が微塵もないってところがミソ。
 で、この「抽出された本質」からゲームを作るわけだが、うちらのチームは紆余曲折して「単なるエロゲ」になってしまった。ちなみに、こんな感じ。

  1. 各プレイヤーは開始時に「好みの女」カードが2枚配られる。
  2. 2枚ある「好みの女」カードのどちらかに場札が揃ったら勝ち。
  3. 場札は「顔」「乳」「尻」「太もも」の4種類のカードの山がある。
  4. カウント・カードをめくり「その数値と同じ枚数を場札から取る」もしくは「その数値と同じ枚数を場札に返す」をする。
  5. カウント・カードの山からバースト・カードが出たら手札全捨て。一応、救済策はある。
  6. カウント・カードの山からエンド・カードが出た時点で全員負けで終了。


 ちなみに、ゲームタイトルは「エロゲッチュー」に決定。
 さて、今回のゲームは場札は「猫耳」だの「ニーソックス」だのと文字で書いても良かったはずだ。しかし「エロゲッチュー」チームには、こいでたく氏、あわじひめじ氏、備前氏という絵描きが3人もいる*1。なので、場札にはイラスト入り。ちなみに、「顔」を描いていたこいでたく氏は、始めは「5秒で描く適当イラスト」だったのだが、あわじひめじ氏のイラストに触発されて段々本気モードになったり(笑)。そして、このレアな場札はTRPG文華祭に献上した。
 一方、「ストリートファイター」を元にしたゲームチームの作った格闘カードゲーム*2は「場札に手札を投げつけて重なったらカードゲット。同じ種類の技カード*3が5枚揃ったら必殺技発動で勝利」という物。カードを投げるのか、その考えはなかったわぁ*4。もっとも、技カードを集めて勝利するって事なので「必殺技を出す」というよりは「『鉄拳』の10連コンボを決める」に感覚が近いかなぁとは思った。
 ともあれ、3時間かそこいらでもゲームって作れるもんなんだねぇ。

*1:てか、2人はプロの漫画家だし

*2:タイトルは忘れちゃった

*3:「パンチ」「キック」「投げ」なんかがある

*4:RPG福袋 '94」の「悪の秘密結社RPG」を松本富之氏と共に作った南郷隆氏が「カードを投げる」の発案者らしい