トータル・リコール

 新宿ピカデリー*1のポイントが貯まっていたので、今日はそのポイントを使って「トータル・リコール*2」を観て来た。これは1990年に故・フィリップ・キンドレド・ディック氏*3の短編小説「追憶売ります*4」を原作として作成された1990年の映画「トータル・リコール」のリメイク。
 リメイクという事で、リメイク版を観る前にアーノルド・シュワルツェネッガー氏が主演の1990年版をレンタルで借りて観た。で、リメイク版を観る。なるほど、かなり内容が違うね。まず設定自体から違うし、ストーリーもかなり違う。まぁ、1990年版も原作に比べて大分違うわけで、もう別映画と言っていい気もするんだがなぁ。なんか「リメイク」というより「オマージュ」位な感じがするんだけどね。
 とりあえず、1990年版よりはアクションは派手だね。その点では今作の方が観ていて飽きないかな。あと、ストーリーとしては個人的には今作の方が好きだね。ただまぁ「ここは1990年版の方がいいかなぁ」というところはあったけど。
 ともあれ、20年以上たった映像技術の差は凄いもんだなぁと思うねぇ。

*1:http://www.shinjukupiccadilly.com/

*2:http://www.totalrecall.jp/

*3:代表作は「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」とか

*4:原題は"We Can Remember It for You Wholesale"