成功者談

 知り合いから「成功者の講演が聞ける」という話を聞いた。そういう機会はそうそうないので聴きにいってみる。ちなみにその人は「世界展開しているホテル・チェーンの元副支配人*1で年収2億円だったのに『これはアメリカン・ドリームじゃない』と思って辞め、他のビジネスで副支配人時代以上の成功をし、今はアメリカ企業のアジア進出のために尽力している」って人*2
 う〜ん、なるほど。成功者ってこういう人の事言うんだなぁ。俺は今まで年収数千万の「自称成功者」と何人も会った事がある。で、その時思ったのは「成功者って言っても運が良かっただけの小物だなぁ」だった。しかし、本当に大成功した人ってそんな連中とは格が違うんだと感じた。具体的には「余裕」が違うね。億単位の収入蹴って新ビジネスでそれ以上の収入を得ちゃう実力を持った人と比べたら、数千万の収入で成功したと鼻高くしている人間なんて塵芥みたいなもんなんだな。
 そして、講演後に懇親会という名の飲み会を開いてくれたので行ってみる。うん、講演の時よりもよっぽど貴重な話を聞けた気がする。そして会計はその人の奢りだったのだが、あんなに嫌味のない奢り方初めて見た。
 人間の器は確かに収入だけで測れる物ではないとは思う。しかし、資産家の家に生まれたわけでもないのに何度も成功する人の器ってのは大きいもんだと生で体感。今日はなかなか貴重な体験だった。

*1:その上はオーナー兼支配人だったので、雇われ者の中ではトップ

*2:具体的な名前書いていい物か分からないのでこの程度の表記で止めておく