シナリオ2本目

 次の村に寄ったら朝に濃霧が発生。そして、その濃霧から出ようと歩いていくと元の村に戻ってしまうという怪現象が起こる。そして、濃霧の中から叫び声が聞こえて首なし死体が発見されるという事件が連続で発生する。
 首なし死体の犯人はヘッドハンガー*1。こいつは切断した知的生物の頭部を食べるという混沌生物だ。しかも、混沌の諸相によってハサミが3つもある。そして、戦った結果


ナトリとランキスは死にました。


 戦闘はBuffをかける前に遭遇した事が敗因かな。魔法によって強化していない状態で戦闘に突入せざるを得なかったためにランキスが殺される。そして、ナトリはマジックポイント切れを起こして魔法攻撃ができなくなり、ゲイルは一撃で耐久力の半分近くを奪われる。GMによるとあと少しダメージを与えれば倒せるというところだったそうだが、正直なところゲイルの次の攻撃が当たって倒せないと全滅必至。という事で


ゲイルは「飛翔」の神性呪文で戦線を離脱!


 「飛翔」によって霧の上空に飛び出て、霧の外に移動。こうしてゲイルは命からがらの逃走。まぁ、ナトリや村人達が霧の中に残っているのだが、オーランシーならヤバくなったら逃げてもおかしくないよね。
 一応ナトリは戦闘から逃げ出したのだが、霧の中から出られない状態では完全に逃げ切る事等できずもなく*2。いずれ村人全員と同じくヘッドハンガーに頭部を食われるんじゃないかな。防具を着ていない後衛系の作り立てに近いPCが一人で勝てる相手じゃないのでね。
 という事で、ゲイルのみ生き残り。ゲイルは「援軍を呼んでくる」と決意して自分を誤魔化しつつ手紙を届ける旅を続けるのであった。彼がどうなったかはまた別のお話って事で。

*1:大きなハサミと何本もの触手を持った巨大な芋虫の様なモンスター

*2:村が霧に覆われた理由は結局分からなかった