飲みながら設定を考える

 はやかわ氏と2/1に飲んだ時に「キャンペーンやろうぜ」って話になり、今日はそのキャンペーンを行う街の設定を決めようという事で2人で飲みに行く。
 なぜ街の設定を決めるかと言うと、遊ぼうという事になったTRPGが「ヴァンパイア:ザ・マスカレード」だからだ。このゲームは現代社会の裏に巣くうヴァンパイアをやるゲームで、基本的なヴァンパイア社会は「上司に寿命がないマフィア」みたいなもんだと思えばイメージ付きやすいかな。
 とりあえず、舞台はシアトルという事にする。ここは「ワーウルフ:ジ・アポカリプス」のワーウルフ社会とか「メイジ:ジ・アセンション」の魔術師社会には公式設定があったけど、ヴァンパイア世界には公式設定はなかったはずなのでね。まぁ、公式設定はあったらあったで無視すればいいし。
 他にも公式設定は一部無視。具体的には以下のような感じ。

  1. もし「ヴァンパイア:ザ・マスカレード」でシアトルの公式設定がある事が判明しても、それは無視して俺達設定を使用。
  2. 時代は2013年。公式設定では10年前に「タイム・オブ・ジャッジメント」というシリーズで「ヴァンパイア:ザ・マスカレード」を含む世界観「ワールド・オブ・ダークネス」は滅茶苦茶になったんだが、それはなかったという事で。ヴァンパイアの終末思想の「ゲヘナ」はまだ来ていません。


 プレイヤー知識的には

  1. シアトルはカマリリャ*1支配下である。
  2. 公子*2を含めて6大氏族で参議会を構成している。
  3. 幼童*3として認められるための謁見が近々あると導師に言われている。


くらいで充分かなぁ。正直なところ「カマリリャのヴァンパイアとして何をしちゃいけないか」とか「訓え*4の使い方を学ぶ」とかという基本的な事は学んでも、ヴァンパイア社会の勢力図とかは「幼童に認められてから実地で覚えればいい」とされて教えて貰ってない事が往々にしてあるからねぇ。
 あとは、プレイヤーにはまだ非公開の設定とかを詰めて、ストーリーテラー*5交代制という事を確認したりした。あぁ、キャンペーン*6始めるのが楽しみだ。

*1:「人間社会に紛れて暮らす」事を選んだヴァンパイアの世界最大派閥

*2:その街の王とも言うべきヴァンパイア

*3:ヴァンパイアの地位の一つ。「成人式直後の二十歳」的存在

*4:「おしえ」と読む。ヴァンパイアの特殊能力の事

*5:GMの事

*6:このゲームだと「史劇」とか言ったんじゃなかったかな?