シナリオ名「ようこそユートピアへ」

 今年の1/3に行われた新年会*1


誠人氏「SF系のTRPGやってみたい」
俺「トラベラーとエクリプスフェイズのどっちやる?」
誠人氏「トラベラーやってみたい」
俺「じゃぁ、やろう」
誠人氏「じゃぁ、やろう」


 みたいな会話が起きた。という事で、本日「トラベラー」のセッションを行う。そして、今回の「アイザック商会」はこんな感じ。ちなみに、プレイヤーを集めすぎてPCが7人なのは秘密だ。

アーノルド=アイザック
プレイヤーはTelmo氏。46歳。男性。元海軍提督。「アイザック商会」の社長。管理技能がレベル7という化け物。
エリオ・クラーク
プレイヤーはしえすた氏。46歳。男性。元海軍。「アイザック商会」の自由貿易船「アシモフ号」の船長。
フレイ・サクラメント
プレイヤーはぱいのみ林檎氏。30歳。女性。元偵察局。機関長。
ハンニバル・スミス
プレイヤーはドルフ☆レーゲン氏。46歳。男性。元海軍大佐。船医。コンピュータ技能がレベル7という化け物その2。
スペンサー・レッドフィールド
プレイヤーは誠人氏。34歳。男性。元陸軍少佐。保安員。
ミネラル
プレイヤーはキミ氏。34歳。女性。元商人の4等航海士。スチュワード。
アシュカ・ルーシュカ
プレイヤーは虎魂氏。46歳。男性。その他出身。社長秘書という名の「裏の仕事」担当。


 今回は惑星モーラからスタート。「トラベラー」をやった事ないって人も多いので、とりあえず2回程交易を行い、シナリオがない時にはどんな風に進んでいくのかを知ってもらう。そして、その後にシナリオ発動。
 モーラの近くにある惑星ナドリン。ここでアシモフ号に高純度燃料を入れたアイザック商会は次の星にジャンプした。しかし、そこでミスジャンプ。
 低純度燃料を入れるとミスジャンプの可能性が出てくるが、高純度燃料を使えば普通はミスジャンプはしない。でもまぁ、高純度燃料と偽って低純度燃料を入れても分からないよねぇ。はい、これは以前「ハイオクと偽ってレギュラーのガソリンを車に入れていた」というガソリンスタンドがあったという事件が元に作られたシナリオです。
 で、ミスジャンプの怖い所は何の星もない空間に出たら終わりという事。しかし、今回はクロナー星域の惑星シーユーがある所に出た。やったね!もっとも、これには一つ問題があって、シーユーってゾダーンなんだよね。
 ゾダーンとは、帝国との敵対国家。つまり、敵国領土にミスジャンプで来ちゃったってわけだ。さぁ、頑張って帝国領に帰ろう!しかしまぁ、簡単に帰る事はできずに拿捕される。当然ですね。で、事情聴衆。ちなみに、ゾダーンは帝国では違法である超能力者が「監督官」と呼ばれる支配階級にいる所だ。そして、事情聴衆には精神走査ができる監督官が担当。そして、その監督官が「高純度燃料を買ったのに低純度燃料を入れられてミスジャンプをした」という事実を知る。で、


監督官号泣!


 ゾダーンでは精神走査ができる奴がいるので、ゾダーンは「犯罪の芽は早期に摘まれるために、犯罪は皆無に等しい」という所。「思想警察」なんかもいて思想統制もされてるんじゃないかなぁ。という事で、基本いい人しかいないと思われる。で、監督官が下した結論。


監督官「あなた達には居住権を与えましょう。ようこそ、ユートピア連邦共和国へ!」


 シーユーは小国分裂状態であり、アイザック商会はシーユーにある国の一つ「ユートピア共和国」に入ったわけですな。ちなみに、俺的設定では「ユートピア共和国は処刑されないアルファコンプレックス」。「パラノイア」では反逆者は処刑されるけど、ユートピア共和国では反社会的な思想を持った人間は「思想警察の更生施設に入れられて真人間になって出てくる」わけですな。だから、ユートピア共和国は真人間しかいないよ。あれ?アイザック商会の人達はなんか反社会的な思想をお持ちですね。でも、まだ慣れてないだけだよね。だったら1週間後までに真人間になってください。1週間後の精神検査の結果によっては更生施設で強制的に真人間になって貰いますよ。
 という事で、必死にこの星から出る手段を考えるアイザック商会の面々。そして、何とかアシモフ号を奪い返して緊急ジャンプ!しかし、整備不良状態のアシモフ号はミスジャンプを起こしてゾダーン中央の方に飛んで行ってしまった。アイザック商会の運命やいかに!それはまた別のお話で。おそらく壮大なキャンペーンになる事でしょう。