104号

 今日は特に何をやったという事もないので「ロール&ロール vol.104*1」でも見ていきますか。
 今回の特集は「ブラッド・クルセイド×カードランカー」。えっと、攻めと受けが……ではなく、単に「ブラッド・クルセイド」と「カードランカー」の特集。それぞれのシステムを使った他方とのコラボ・シナリオも載っている。しかしまぁ「ブラッド・クルセイド」の記事の所でいかに吸血鬼が無力化される前に狩人を倒すかという事が書いてあるのが齋藤高吉氏らしい。
 「アーカム計画」は「佐比売党(さひめとう)の歴史」。リプレイ「白無垢の仮面」から日本で展開されるクトゥルフに度々登場するシュド・メルを奉じるカルトが、どの様にデザインされてきたかという事が書かれている。
 「ソード・ワールド2.0」はシナリオ。プレイヤーをやる時のためにシナリオは読んでいないのだが、リプレイよりはシナリオの方が個人的には嬉しいな。
 「オンラインでセッションしよう!」は「富士見書房公式TRPPG ONLINE」を使ったオンライン・セッションに関して書かれている。
 「シャドウラン」は日本帝国について。ついに来ましたよ、公式設定に則った「なんちゃって日本」の記事が。そして追加サンプル・キャラは「鬼のストリート・サムライ」。オークの亜種である鬼のサムライ。そして近接戦がお得意の様だ。
 「深淵 第二版」は貧乏貴族ラホールの物語の続き。そして今回の追加テンプレートは「白霊族の貴公子」。一言で表すと「レッサー・エルリック」。いやまぁ、チート装備でかなり強いんだけどね。この課金皇子め!
 「エクリプス・フェイズ」は今回もショート・シナリオ。そして、追加サンプル・キャラクターは「アルゴノーツの異星考古学者」。こうやってサンプル・キャラクターがドンドン日本語化されてくると、早くルールブック欲しいなぁと思い始めちゃうねぇ。
 「サタスペ」は今回もシナリオ。今回のネタは「バンド」。67ページのイラストが超気になる。え?エレキ・スコップ?
 「ガンドッグゼロ」はシナリオの作り方。そういや、シナリオの作り方なんてあんまり解説されないよねぇ。でも、GM初心者はシナリオ作りでまず壁を感じるんだよな。
 「うちのファンタジー世界の考察」は「暗闇」。確かに反射物がないと光があっても何も見えないよね。俺も夜の田舎道を自転車で走った時に経験した事がある。
 「スピタのコピタの!」は「クトゥルフ神話TRPG」を遊んでいる。口止め料云々言っているが、俺がキーパーだったらこの一家は全員脳容器入りだ。
 新作案内のBrand New Gamesでは新作TRPGの発表があった。一つは「神我狩(かみがかり)」。現代日本を舞台にした伝奇物みたいなTRPGっぽい。何でも超人対邪神なのだとか。ちなみに、超常現象や怪事件は特殊な組織に秘匿されたそうだ。でも、現代社会でそういうのって秘匿するのは難しいと思うんだけどなぁ。そしてもう一つは「ウタカゼ」。16から17cm位の小さな人々である「コビット」になって、会話もできて文明を築いた小動物達と冒険をするというお伽噺の様な世界を舞台としたファンタジーみたいだね。
 あとはボドゲの記事が色々。とまぁ、俺の気になった記事はこんなところかな。