あれ?立っちゃった
今日は久し振りにNEXT-CON*1に行ってきた。ちなみに「クトゥルフ神話TRPG」を用意して。シナリオは冬コミで出す物を持っていこうかと思っていたのだが、朝になって
「プリントアウトしている時間がないな」
って事になり、夏コミで出した「真夏の花火」を持っていく事にする。冬コミの原稿を使ってエラッタないか確認しようと思っていたのだが、まぁいい。私は完璧な市民なのでエラッタ等という反逆的な間違いは犯しません、親愛なるコンピュータ様。
で、立卓候補に書く。このコンベンションは
1.まず、第1希望をどうするか挙手をし、卓状況をプレイヤーが把握する。
2.卓分け用紙に記入し、第1希望のGMの所に持っていく。
3.GM同士の協議で卓分けをする。
という方式を採っている。そして、俺の所には誰も挙手せず。そして、誰も卓分け用紙を持ってこず。なので、
俺「じゃぁ、俺の卓は潰し決定ですね」
と言ったら、
ダブルクロスGM「うちの卓は必要人数に満たないんで」
フレイムギアGM「うちも必要人数に満たないんで」
両GM心の声「むしろ、俺等がクトゥルフやりたいんで」
って事で、俺の卓が成立。あぁ、確かにプレイヤーも皆第2希望に俺の卓書いているし。だったらいいか。でも、まさかあの状況から立つとは思わなかったよ。
シナリオ名「真夏の花火」
という事で、夏コミで出したシナリオ「真夏の花火」をやる。今回の探索者達は以下の様になる。
- 田中一郎(たなか・いちろう)
- 31歳男性。職業は刑事。ガタイがいい上に<マーシャルアーツ>技能が50%もあるので、50%の確率でキックのダメージが2D6+1D4点になる。これ、クトゥルフのダメージじゃねぇよな。
- 田所圭一(たどころ・けいいち)
- 30歳男性。職業は犯罪者。詐欺師だが、今回一番まともな人間だった気がする。
- 臣野澪(おみの・みお)
- 19歳女性。職業はジャーナリスト。「実話ナッ●ルズ」系雑誌のアルバイトライター。APPが18なので、ホラー物にありがちな「ただ叫び続けるヒロイン」決定。
- 間宮唯(まみや・ゆい)
- 17歳女性。職業は高校生*1。新聞部員で超能力者、宇宙人、異世界を信じて真実を追い求めるアレな子。
- 山木ケンゾー(やまき・けんぞー)
- 14歳男性。職長は中学生*2。サバゲーマーで中二病。
犯罪者はまだしも、残念な女子高生と中二病の中学生か。まぁ、刑事とかジャーナリストっていう情報ソースになる探索者はいるのでよしとしよう。
という事でセッション開始。山木ケンゾーが臣野澪にたかったり、田所圭一の車に強引に乗ってハコ乗りしたあげくに田中一郎に注意されたら「このオッさんに誘拐されたんだけど。あれは助け求めてたんだよ」とか言って警察署に行き、最強生命体“おかん*3”に「なにやってんの、あんた!」と叱られたり。間宮唯も「隠れる」等でどう考えても泥棒にしか思えない様な侵入っぷりを見せたり。もうやんちゃし放題。俺も、というか卓全員がゲラゲラ笑いながらそれに付き合う。卓全体で悪ノリ。あれ?確かこのセッションは「クトゥルフ神話TRPG」だった様な?
しかしまぁ、調査を進めていくとそこはそれ。クトゥルフ物らしくはなっていく。しかし、神話モンスターに田中一郎が一撃で11点叩き出してみたり*4と変な自体も出て来たが。
でも、最終的には「ラノベだと思ったらクトゥルフ物」って感じでオチが付いたので、クトゥルフ物の面子は立ったかな。死人は出なかったが*5、臣野澪が一時的発狂で13ラウンド叫びっぱなしだったしな*6。
という事で、久々にクトゥルフ物でクトゥルフっぽくないセッションを堪能。やっぱりプレイヤーと一緒に悪ノリするキーパーがいるとセションが変な方向に流れるね。だが、反省はしていない(笑)。