ロータスシティ
「無限のファンタジア」終了後、'RPGamer vol.11'の付録TRPG「ロータスシティ」をやる事になる。これは「超能力者になって事件を解決する」ってTRPG。このゲームの特徴は、各シーンで行動一覧から自分の行動を選ぶ。で、その行動を行うと各シーンで設定されている達成値が減っていく。設定されている達成値が0以下になれば次のシーンに移るという物。なお、判定の際にその行動に適した演技を行う事で判定の難度が変化する。
とりあえず以下の様なパーティになった*1。ちなみに、GMは曹操池田氏。
- マリア
- プレイヤーはジャック氏。病弱な子・女、嫌われ者。
- ターク・ビコック*2
- プレイヤーは虎魂氏。渋い・男、麦わら帽子。
- エリック
- プレイヤーはH氏。熱血バカ・男、つき合いが苦手。
- ジャン
- プレイヤーは俺。冷たい子・男、悪夢にうなされる。
とりあえず、各シーンに設定された達成値を減らすために皆頑張る。が、濡れ衣で警官に追いかけられている所で規定ターン内に達成値を0以下にできずに失敗。結果カードは「彼等のその後を知るものはいない」。……はい?ゲームオーバーッスか?
とりあえず、このままじゃ気にくわないので別キャラでもう一度遊んでみる。
- マリオ
- プレイヤーはジャック氏。優しい子・男、口紅。
- デイジー*3
- プレイヤーは虎魂氏。かわいい妹*4・女、キスが上手い。
- エリー
- プレイヤーはH氏。元気な子・女、防弾チョッキ。
- ジュン
- プレイヤーは俺。知的・女、絶望している。
で、結果。
依頼人から依頼内容を聞き出す時、達成値を0以下にできずに失敗。
今回は単なるミッション失敗だったが……仕事受けてもいねぇ!
感想。
まず、始めに思う事は「失敗しやすい」って事だ。達成値はカードによって決まるようだが、その設定が厳しいカードばかりで酷い。言うなれば「2d6で10以上が必ず出る物としてバランス取ってる」みたいな物。ゲームバランス考えようや。「サヴェッジ・サイエンス」や「墜落世界」みたいに「デザイナーがPC殺すように作っているTRPG」ってわけではないんだろうからさぁ。
次に思うのは「依頼聞き出すところから判定かよ」って事。依頼内容くらいすんなり聞かせて欲しい物だ。ちなみに、これはGMのせいではなく、システム的に依頼聞くところから判定が必要っぽい。
そして一番気にくわないのは「プレイヤーサイドで次の行動が決められない」って事だ。例えば「失踪した人物の捜索っていう依頼内容を聞き出す」シーンがクリアされると、自動的に「その人物の行き先を探す」シーンになったり。「その人物がどんな人間か調べる」なんて事はできない。まぁ、セッションハンドリング次第でどうとでもなるかもしれないが、少なくともルール通りにセッションを進めると、一本道になってしまう。しかも各シーンで失敗するとゲームオーバーだ。昔あった出来の悪いゲームブックでも、もうちょっと選択肢あったぜ……。
俺は「PCの行動を極端に制限しているTRPG」ってのは嫌いだ。なので、「ロータスシティ」は好きになれない。ゲームバランス崩壊してるし。まぁ、やっったらやったでその時は頑張るんだけどねぇ。