さて

 今日やるべき重要事項。それは

イカレてしまったPCをいじる!

 なぜ「直す」でなく「いじる」なのかというと、直らない場合があるからだ。そして、いじってみる。
 症状は「LANポートを認識しない」というもの。で、原因は……アクセス中にLANケーブル抜いちまったからなぁ。とりあえず、ハードウェア的には問題なさそうなので、当然LANポートを認識するソフトウェア的な問題となる。……どうするんだ?俺はコンピュータエンジニアとはいえ、その辺は専門外。その辺を直にいじるのは内科医に脳や心臓の外科手術をしろというようなもの。う〜ん、専門分野ならお手の物なのになぁ。この辺も勉強しておけば良かった。ともあれ、直にいじるのは無茶なので他の方法を考える。

「そうだ、カスタマーサポートなるものがあったじゃないか!」

 普通はそこから攻めるのに、自分でいじろうとするのが技術者の悪い癖。サポートセンターに電話してみればいいじゃなぁい!で、サポートにかけてみる。

音声ガイダンス「その製品のサポートは終了しました」

……まぁ、そうだろうなぁ。こいつは純正品とはいえ、かなり前のPCだし。

「そちらの技術サポートを行う回線がございますが、1案件につき2,000円になります」

 どんな中古ショップでも引き取ってもらえなさそうな物に2,000円も出せません。う〜ん、最後の手段

「あれ」をやるか?

 どんなPCにも「リカバリ」や「リストア」等の名で工場出荷時の状態に戻す方法がある。てか、マニュアルにしっかり書いてあるし。これをすれば簡単だし、その辺のものは直る。が、今の環境に戻すにはかなりの手間がかかる。そして、悪魔の囁きが。

「まだそれを使うのか?まっさらな状態だったら新しいのを買ったらどうだ?」

 いや待て。確かにそれは一理も二理もあるが、6桁くらいの金かかるじゃん。どうよ、天使君。

「それ4〜5年使ってんだろ?しかもOSはMe。これを機に買いかえればぁ」

 はぁ、そうですか。フォローなしですか。でもまぁ、こういう機会がなければ買い換える事ないだろうしなぁ。そして、次回こんな事があった場合、

「PCの完全死亡 → データ消失 → 俺の精神も完全死亡」

そんな事になりかねない。しかも、今なら年末セール中でお得。……買うか?