「ルーンバウンド拡張セット 恐怖の島」ハウスルール案

 「恐怖の島」は微妙だった。ゲームを進めれば進めるほど「勝っている奴しかラスボスに挑めず、負けている奴はどんどん巻き返せなくなっていく」という風にゲームバランスが崩れてくる。なので、以下の様なハウスルールを入れるべきだと思う。

トレンローの特殊能力を「1回に入ってくる経験値は2点」と変更
トレンローは元々能力が高い。それに加えて常に成長が早い。これは他キャラに差を付けて独走しろと言っている様な物だ。しかし必ず勝つと分かってる事をやるのではゲームをする意味がない。そこでこのように能力を変更する。すると、前半は凄いスピードで成長するが、後半は他キャラより成長しなくなる。前半に強くなれればそれだけ多く金も入ってくるのでいいアイテムを早めに入手できるので、結局はゲームバランスが取れるんじゃないかと思う。
仲間カードとアイテムカードは別にする
恐怖の島ではアイテムカードは結構増えるのに対し、仲間カードは1枚しか増えない。そのため、マーケットには仲間カードがなかなか出てこなくなる。仲間がいないと強い敵に挑めない。なので、仲間カードとアイテムカードは別の山にし、マーケットステップでどちらを引くかを決めるとする。そうすると仲間不足が解消できる。
「地図チップ」は2枚までしか持てない事にする
恐怖の島に挑むためには基本的には2種類ある「地図チップ」を1枚ずつセットで集めなければならない。しかしその数は限られている。そして終盤になると「地図チップ」を手に入れても吐き出す機会がなくなるので、終盤では成長の早いトレンローが独り占めしてしまう可能性が高い。そうなると他プレイヤーはラスボスに挑みたくても挑めなくなる。なので「ターン終了時に持っていられる地図チップは2枚まで」とする。こうすれば誰でもラスボスに挑むチャンスができる。
「伝説の武器チップ」の購入ルールを変更する
「伝説の武器チップ」は非常に強力な使い捨てアイテムだが、やはりその数は限られている。そして「伝説の武器チップ」は大抵ラスボス戦に取っておくので、成長の早いトレンローが独り占めしてしまう可能性が高い。そうなると他プレイヤーはラスボスに挑みたくても挑み難くなる。なので「地図チップで購入できるのは伝説の武器を手に入れる権利だけ。その権利は1人3つまでで、ポーカーチップ等で代用する。自分の手番中であればいつでも入手した権利と伝説の武器を交換する事ができる*1。交換したターンで使わなかった伝説の武器はターン終了時に失われる」と変更する。こうする事で「伝説の武器チップ」が一人に集中する事で起こる有利不利を是正できる。
「銀色モンスターを倒すとラスボスに挑戦できる」と変更
恐怖の島に行くとラスボスを倒すか自分が気絶するまで銀色モンスターと戦闘を繰り返さなければならない。しかし、今日の様にデッキ操作されると誰も挑まなくなるだろう。なので、銀色のモンスターを倒して報酬に「次のカードがアシフ・シブ・サでなければ次の戦闘を即時に解決する」とあった場合、「そのカードを手に入れてアシフ・シブ・サと戦う権利を得る」か「1段階レベルアップした上で10ゴールド得る」のどちらかを選択する事ができる様にする。また、銀色モンスターを2体倒したら好きな港にかえって構わないとする。アシフ・シブ・サへの挑戦権を得た場合、恐怖の島に挑む時と同じタイミングで銀色モンスターのカードを山に戻す事でアシフ・シブ・サと戦う事ができる。


 この位やればバランス取れるんじゃないかなぁと思うんだが。

*1:「手に入れていたのは実はxxだった」とする物と考えよう