ウォーハンマーでの種族

 今日「ウォーハンマー」で人間をやってみた感想。


近接戦タイプならドワーフ、射撃戦タイプならハーフリングをやるべき。


 近接戦が何故ドワーフかというと、

  • 【武器技術度】の期待値が人間よりも10%高い。
  • 【頑健力】の期待値が人間よりも10%高い。
  • 【耐久力】の期待値が人間よりも1点高い。
  • 必ず≪頑健≫の異能を持っている。
  • 必ず≪魔法耐性≫の異能を持っている。
  • 必ず≪夜目≫の異能を持っている。


 特に≪頑健≫を持っている事が重要だ。というのも、荷重点ルールを採用すると持ち物の荷重合計のほとんどを鎧が占める。だが、≪頑健≫は鎧の荷重点を無視できるので他の物品を色々持てる。さらに、鎧の荷重点を無視できるって事は鎧は粗悪品で構わないって事だ。粗悪品は荷重点が50%も上昇するが、荷重点を無視するので関係ない。そして、粗悪品は通常の半額で買える。なので人間よりも鎧を固められるってわけだ。スゲーぜ、ドワーフ
 勿論ドワーフの欠点もある。それは【敏捷力】が低い事だ。【敏捷力】が低いと先に攻撃される。しかし、敵から近づいてくれるって考えれば悪くないかも。移動するだけでも半アクション使うし。
 次に射撃戦がハーフリングという理由。それは

  • 【射撃技術度】の期待値が人間よりも10%高い。
  • 【敏捷力】の期待値が人間よりも10%高い。
  • 【協調力】の期待値が人間よりも10%高い。
  • 必ず<世間話>の技能を持っている。
  • 必ず≪混沌耐性≫の異能を持っている。
  • 必ず≪特殊武器:スリング類≫の異能を持っている。
  • 必ず≪夜目≫の異能を持っている。


 【敏捷度】が高いので「まず最初に射撃攻撃をする」という行動が可能だ。上手くダメージが回ればいきなり敵を1体減らせるので強い。ハーフリングは必ずスリングを使えるし、スリングの射程やダメージはショートボウと同じだしね。
 ハーフリングの欠点としては【筋力】【頑健力】【耐久値】が低いので接近戦になると弱いという所だが、後衛が接近戦を強いられる状況ってのは既にパーティ半壊状態なので問題はないだろう。
 う〜ん、ホント、人間やる意味ないなぁ。人間しかなれない戦士系の初期キャリアなんてドワーフの初期キャリアで戦士系を引き当てればいいだけだし、見習い魔術師を狙いたいならエルフの方がいい。どうせ魔術師系なんて嫌がられるんだからエルフで構わないだろう。人間しかなれない初期キャリアで特徴的なのは似非魔術師くらいだが、似非魔術師はデータ的にも社会的にも弱いし。


「戦士系はドワーフ。射撃系はハーフリング。魔術師狙いたい変わり者はエルフ。人間をやる必要はない」


 これが「ウォーハンマー第2版」のキャラメなのかなぁ。まぁ、人間いないと<常識:エンパイア>を誰も持っていないパーティができあがるかもしれないけど。ま、それはなんとかなるでしょう。