本末転倒じゃね?

 向井亜紀氏と高田延彦氏の代理出産で生まれた双子が、最高裁で親子と認められないと判決が出たとニュースでやっていた*1最高裁の判断は


「現行民法を解釈すれば、妊娠・出産した女性が母であり、卵子を提供した場合であっても母子関係の成立は認められない」


らしい。


法律の存在意義を理解しているのか、こいつ等?


 法律ってのは「国民が幸福に生活するために存在する決まり事」だ。国民を幸福にするためにある物を使って国民を不幸にしていたら本末転倒だと思うんだけどねぇ。それに、この判決って「自力で妊娠できない奴が子供欲しいとか思ってんじゃねぇ」って暴言吐いてるのと同じに思えるんだが。
 他にも「離婚後300日以内に生まれた子供は前夫の子供とする」なんて法律も問題になってるけど、あれもDNA鑑定ができない時代の遺物以外の何物でもないしねぇ。何で現代医学に即した判決できないんだろう?まぁ、あまり法律をねじ曲げた解釈すると法律の存在意義がなくなるし立法権の侵害にもなる。だが、もうちょっと柔軟な判断ができてもいいと思うんだけどなぁ*2

*1:http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070324/mng_____sya_____002.shtml

*2:とりあえず、次の選挙で「最高裁の裁判官の可否」の項目があった時は「全員クビ」とチェックする事にしようと思った。法律の存在意義を理解せず、杓子定規の判決しかできない様な裁判官はいらん。杓子定規な判決すればいいんなら「判決プログラム」組めばいいじゃん。いくつかの項目にチェックをして実行ボタンを押せば判決。楽だねぇ、ゲラゲラッ