目を引いた記事

 今回の「ロール&ロール」。特集は「クトゥルフ」。特集記事ではあるが、主に「クトゥルフと帝国」を中心とした感じがするね。大正を舞台にしたシナリオも載っているし。
 で、そのクトゥルフ・シナリオ。最近「ウォーハンマー」ばっかりやってたので、このシナリオ使って久し振りに「クトゥルフ」やろうかなぁと思った。が、読んでみてやっぱり止める。何故か?


重要NPCがAPP16のミドルティーン少女だから。


 なんかねぇ、萎えるんだよねぇ。
 クトゥルフ物に必要なのは「ジワジワと滲み出るヤバさ」と「B級ホラーのノリ」であって、美少女とかは不要。そんな萌え要素F.E.A.R.ゲーに任せときゃいい。「美少女だけど実はSANゼロ」とかならステキなのだが*1。という事でこのシナリオは俺はキーパーやらないだろう。
 クトゥルフのシナリオといえば、久し振りに「比叡山炎上」もいいかなぁ。「関ヶ原小早川秀秋が大谷隊を攻撃させた本当の理由。大谷吉継が面体を白い頭巾で隠していたのはハンセン病等ではなく!」なんてシナリオは楽しそうだなぁと。術を使用禁止にすれば普通のクトゥルフのノリで遊べるから、そのシナリオ組む時は術は使用禁止だねぇ。
 他に目を引いた記事は秋口ぎぐる氏の書く「ボードゲーム・リプレイ」。個人的には秋口ぎぐる氏自身は鼻につく*2のだが、書く記事は結構しっかりしている*3ので読んでいる。で、今回のボドゲ


ゾンビーズ!!!」


 いいよねぇ、このゲーム。記事の方も阿鼻叫喚だし。
 ちなみに、「発光するゾンビコマ100体セットを購入して遊ぶといい」みたいな事が最後に書いてあるが、その発光するゾンビって「ゾンビーズ2」で追加された強化ゾンビじゃなかったけ?強化ゾンビ100体に囲まれたら……絶対生き残れないだろうなぁ。ショットガンの銃口をくわえて引き金を引く事をお奨めする。

*1:今回出てくるNPCはSANが85もあるし

*2:1年半も「ロール&ロール」誌で連載やっといて、未だに「初心者ゲーマー」とか言っているのが気にくわない。3回以上ボドゲを楽しめば初心者は卒業。最前線を3回経験した兵士はもうベテラン兵だろ?似た様なもんだ。勝率が低いのは「初心者だから」ではなく「運がない」のか「ゲーム感がない」のかのどっちかでしょう

*3:各プレイヤーの個性が表現されていたり、ゲームの盛り上がりを上手く抽出していたりってところがね。4ページにまとめるのは大変だろうに