セッション
選ばれたテンプレートを見てシナリオをどうするかを決める。いくつか候補はあったのだが、今月の「ギルドマスター」定例会でプレイヤー参加したシナリオ*1を別テンプレートで回したらどんな風になるだろうと思い、そのシナリオを使ってみる。まぁ、出てくる魔族は公式設定にいる魔族を使ったり、シナリオの一部に手を加えているけどね。で、以下の様なオープニングとなる。
- ファラは息子アルと従者ジョージと共に村を追放されていた。というのも、息子のアルは一度死んだのに翌日生き返ってしまったからだ。当然アルは化け物扱いされ、ファラやジョージは「化け物の家族」という事で追い出される。
- ピーターも「化け物の家族」ではあるのだが、彼は成人男性。重要な働き手。なので「村のために働いたらピーターの家族を村に入れない程度で済ませる」という条件の下に村に残っている。
- その村に現れた魔道師ソルスティス。
そして、事件の真相は以下の通り。
- アルを生き返らせたのは村の祠に奉られている翼人の魔族ロプシーク*2。
- 村に病気が流行っているが、それを流行らせたのもロプシーク。これは自分が生き返らせたアルを排斥したのでその腹いせ。
- 実はその病気で村人達は全員死亡している。しかし、苦しんで死んだ村人をロプシークが生き返らせ、長く続く苦しみを味合わせている。
セッション自体はこんな感じになった。
- 村がロプシークの影響を強く受けている事に気付いたソルスティス。
- 村に流行っている病気はロプシークの力を断ち切らないと治らないと判断。
- 夢歩きでロプシークに出会ったファラは、夫ピーターをも冒している病気を止めるためにロプシークと交渉。結果、ロプシークの信徒となる事を承諾。そして、村の病気は翌朝にはなくなている。
- ロプシークを奉る祠にある封印を深淵の彼方に沈めようとするソルスティス。具体的には祠で深淵を開き*3、その深淵に封印自体を飲み込ませるという物*4。
- ロプシークはファラにソルスティスを止める様に命令する。しかし、それに抵抗するファラ。当然、ロプシークから報復を受け*5大ダメージ。
- ファラの手当を頑張るピーター。
- ソルスティスがファラとピーターの元に戻ると「ファラは瀕死の重傷。ピーターはファラの手当に集中。その横で、ロプシークの魔力が切れて死者に戻っているアル」という構図になっていた。
- ソルスティスがアルの死を確認している事に気付くファラとピーター。
- ファラとピーターに「アルを殺した」と誤解されタコ殴りにされるソルスティス。だが、ソルスティスは何とか2人を説得し真実を理解させる事に成功。
- 村を確認してみると、ロプシークの魔力が切れてしまったために村全滅。
- ロプシークの影響を完全に断ち切るためファラを連れて魔道師学院に向かうソルスティス。それに付きそうピーターと従者ジョージ。
てなわけで、
PCは全員生き残ったが、NPCは1人を残して全滅。
という結果になった。ま、「深淵」っぽい終わり方ではあったかなぁと。