旬のモンスター

 今回はショート・シナリオを2本用意した。まぁ、用意したと言っても以前使ったシナリオの使い回しなのだが。
 さて、今年の干支は何かと言えばネズミ。ネズミと言えばネズミ人間スケイブン。と言う事で、1本目のシナリオは「スケイブン退治」。導入は「ネズミ捕りギルドから、下水道でギルドメンバーの行方不明者が続出しているので、調査し原因を取り除いて欲しいという依頼を受ける」という話。真相は「その地域に進出してきたスケイブンによる行方不明事件」という物。敵には、普通のスケイブンを2体、魔法使いのモウルダー族スケイブ*1を1体、ラット・オウガを1体出した。
 俺の考えでは「ノーマル・スケイブンは弱いのでさっさとやられ、その後にラット・オウガを前衛2人で殴る」という図式だった。しかしプレイヤーはGMの思い通りに動かない物。ソノッリがスケイブン2体を受け持ち、モウルダー族スケイブンはラルフが射撃、ラット・オウガはアルブレヒトとの一騎打ちとなった。
 射撃戦のラルフは早々にモウルダー族スケイブンを倒してラット・オウガ戦に参加したのだが、ソノッリは出目が悪くていっこうにノーマル・スケイブンを倒せない。で、そのしわ寄せがアルブレヒトに来る。ラット・オウガは3回攻撃の上に結構ダメージデカイので、アルブレヒトの耐久力がジリジリ削られていく。で、


人間キャラなのに運命点がゼロに!


 最終的にはPCは誰も死ななかったのだが、ソノッリの耐久力は残り2点。アルブレヒトの耐久力はマイナスの上に運命点ゼロという結果になった。おぉ、ギリギリの戦いだ。

*1:通常データに魔力1点を追加した物