1本目「決闘裁判」

 今日の1本目は「決闘裁判の代理戦士をやる」というシナリオ。導入としては、

  1. 混沌の嵐でドワーフに伝わるマスタールーンの彫られたメイスが失われていた。
  2. 紆余曲折あって人間の子爵の所にそのメイスが渡った。
  3. その子爵は近隣領地の伯爵に言いがかりを付けられ、決闘裁判を行う事となった。
  4. 子爵は代理戦士を用立ててくれればメイスを返還すると条件を付けた。
  5. という事で、ドワーフ王から代理戦士をやってくれと依頼が来る。


という物。
 ちなみに「代理戦士として決闘裁判をやりたい」と言い出したのは代理戦士ハルギンのプレイヤーであるなげやり人偏氏。なら、決闘裁判の代理戦士にしてやろうじゃないですか。まぁ、裁判やる場所はズィルヴァニアだけどな。(笑)
 ズィルヴァニアとはエンパイアの一地域で、スターランドの山脈の麓にある場所だ。そしてここは


ヴァンパイアが率いるアンデッド軍団が夜な夜な出没する土地!


 エンパイアの中でトップレベルで行きたくない場所だ。そして、何故ここで決闘裁判が行われるかというと、子爵領と伯爵領はズィルヴァニアを挟んで存在するので中間点がズィルヴァニアなのだ。はい、そういう設定にしました。あぁ、勿論「ズィルヴァニア行き」をPC達が知るのは依頼を受けてからなんだがな。ちなみに、言いがかりを付けている伯爵は、以前「魔法の間に合わせの武器事件*1」で依頼主だった奴。
 で、決闘裁判の行われる街へ訪れるPC達。そして対戦相手となる代理戦士の情報を集めるに従って「そいつヴァンパイアじゃね?」って事になってくる。
 まぁ、決闘裁判阻止は出来ずに当日*2。決闘裁判はハルギンの勝ち*3。そして、伯爵の代理戦士とそれを伯爵に推挙した奴がヴァンパイアだったという事を鏡を使ってゴッドフリートが暴いた。
 で、帰り道。峡谷にかかっている橋が落とされている。進んでも引き返しても日が暮れるまでに宿場町には着けない。で、夜になってPC達を襲いますよ、カーシュタイン・ヴァンパイア率いるゾンビ軍団が。ちなみに、このヴァンパイアは伯爵に代理戦士を推挙した奴。で、当然ながらヴァンパイア・ロード*4。まぁ、ダメージは受けた物のヴァンパイア・ロードを撃破。そして、見事にカーシュタイン・ヴァンパイア達の恨みを買いましたとさ。(笑)

*1:http://d.hatena.ne.jp/Taipei/20070804

*2:「上手くやれば決闘裁判を阻止できる」というルートもないわけではないけど

*3:「最初に血を流すか、武器を落とした方が負け」というルールだったのでね。「片方が死ぬまで」だったら厳しい戦いになるけど

*4:ヴァンパイア・サプリは持っていないので「混沌の魔将」相当とした