最高の人生の見つけ方

 今日は映画「最高の人生の見つけ方*1」を観に行った。「ガンで余命半年と宣言された60代男性と80代男性が死ぬまでにやりたいと思った事をする旅に出る」という話。この手の映画は「死ぬまでにしたい10のこと」なんてのがあったが、主人公の性別も年齢も違うので全く別物だね。
 この映画は金持ち老人役のジャック・ニコルソン氏と修理工役のモーガン・フリーマン氏のコンビがいい味出している。やっぱりこの2人の演技は「さすが」と言わざるを得ない。
 映画的にはなかなか構成が上手い。見ていてテンポがいいし、余命わずかなのに悲壮感はなく人生を謳歌している感じが伝わって来る。コンビの片方の死からがダイジェスト的になるのだが、これは賛否の分かれる所だろうね。「もっとじっくり描写するべき場面なんじゃねぇの?」と思う反面、あえてあっさりと流す事で出る味があるのも事実だ。
 「世界一の美女にキスをする」を叶える所や最後のオチとか、個人的には結構好きな映画だな。