宇宙大怪獣ギララ

 今日は「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一髪*1」を観た。1967年に公開された「宇宙大怪獣ギララ*2」が41年振りに銀幕に帰ってくるわけだ。
 という事で、「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一髪」を観に行く前に「宇宙大怪獣ギララ」を観て予習をする。まぁ、観たのは今日の1:00am頃なんだが。早く寝ろというツッコミはなしだ。
 いや〜、「宇宙大怪獣ギララ」はステキだねぇ。まずオープニング曲の歌詞が


「地球、僕達の星。宇宙、僕達の世界。未来、僕達の明日。皆、僕達の物」


 歌詞が怪獣と全く関係ね〜。
 で、本編。ギララは火星探査ロケットを飛ばすのだが、それは


原子力宇宙船!


 当然燃料は圧縮原子力エネルギーだ。有人で用途は探査ロケットなのだが、おそらく事故を起こした時の破壊力は原爆と大差ない。そんな危険な物を空に飛ばすなよ。まぁ、この時代は大きなエネルギーといえば原子力だからなぁ。
 そして映画を観ていくのだが、


88分の映画なのに、ギララが登場するのは開始46分後!


 月ステーションでの事とか宇宙船が未確認飛行物体に遭遇するとかいうイベントがあるのだが、怪獣映画を観る側にとっては早く怪獣出して欲しいよなぁ。ちなみに、遭遇した未確認飛行物体は最後まで謎のままに終わったりする。
 でまぁ、ギララ。こいつは原子力宇宙船に付着していた謎の物体が巨大化した物なのだが、人間の武器が一切効かない。お約束だね。で、どうやって倒すかというと、同じく原子力宇宙船に付着していた物質から精製したギララニュウムとかいう物を使う。ギララはエネルギーを吸収する怪獣であり、ギララニュウムはエネルギーを遮断するためらしい。そして、ギララニュウムで全身覆われたギララは何故か小さくなっていき、小さくなったギララをロケットで宇宙に追放して解決。
 いや〜、久し振りに怪獣映画観たけど楽しいねぇ。