ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一髪

 さて、映画館に行って「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一髪」を観る。ちなみに、監督は河崎実氏だ。「いかレスラー」「コアラ課長」「かにゴールキーパー」「ヅラ刑事」「日本以外全部沈没」等を撮った人だ。なので、今作もどんな物かは推測できるね。
 「ギララの逆襲」いいねぇ〜、バカで。
 G8に参加している各国のトップはダメな奴ばかりとか、ギララが出てきた時のコメンテイターがみうらじゅん氏、リリー・フランキー氏、水野晴郎氏の3人とか、福田政権前に撮っただろうとか色々突っ込みどころはあるのだが、やっぱり一番の見所はタケ魔人でしょう。
 タケ魔人はギララと戦ってくれる地方神。いうなればご当地ヒーロー。で、千手観音みたいなビートたけし氏だ。ちなみにビートたけし氏に似た顔の着ぐるみなだけなので、スーツアクターは別の人*1。でも、タケ魔人の声はちゃんとビートたけし氏が当てていたりする。
 で、タケ魔人に捧げる舞がまたなんとも。大勢で踊るのだが、


踊りにコマネチが採用されている!


 ちなみに、コマネチをやる時の歌詞は「ネチコマ、ネチコマ、ネチコマ、ネチコマ」だ。そして、コマネチをやった後で首を左に倒す。ぷっぷ〜、最高!でもこれ、ビートたけし氏を映画監督としてしか知らない世代には何が面白いのか全く分からないよなぁ。
 という事で、ギララはタケ魔人に倒されます。今回はギララニュウムは出てきません。
 あぁ、大画面でバカ映画を観るのってステキだなぁ。そうそう、公式グッズで「大怪獣ギララ・タケ魔人 K18イエロー・ゴーールド ブローチ&ペンダント」なんてのが売っている。値段は


89,250円!


 高っ!何個売れたのか発表して欲しい商品だ。

*1:たぶんね