ウォーハンマー・キャンペーン
され、参加者が全員揃ったので「ウォーハンマー・キャンペーン」の続きを始める。今回のGMは俺で、PCは以下の通り。
- ハルギン
- プレイヤーはなげやり人偏氏。ドワーフ96歳男性。ルーン伝令から転職して古参兵になり、代理戦士から猛者へ。容貌の特徴は「抜けた歯」「特徴的な歩き方」「小さな円形禿げ」。
- ヤコブ
- プレイヤーはささくれペンギン氏。ハーフリング21歳男性。狩人から転職して射手になり、現在は暗殺者。容貌の特徴は「入れ墨」「特徴的な歩き方」。
- ゴットフリート
- プレイヤーは葵氏。人間22歳男性。中産階級から転職して入信者（シグマー）になり、司祭を経由して聖別司祭へ。容貌の特徴は「抜けた歯」「眠たげな目」。
- カヴィンデル
- プレイヤーは秋水爽雅氏。エルフ41歳男性。見習い魔術師から転職して中堅魔術師（光）となり、現在は上級魔術師。容貌の特徴は「乱杭歯」。
- ブロック
- プレイヤーはおにかめ氏。ドワーフ81歳男性。看守から転職して見習いルーン鍛冶になり、中堅ルーン鍛冶から上級ルーン鍛冶へ。容貌の特徴は「痣」。
- ディザムド
- プレイヤーは俺なので、今回はNPC。ドワーフ61歳男性。料金番から転職してトロール殺しになり、さらに転職して巨人殺しとなって、現在は悪魔殺し。 容貌の特徴は「入れ墨」「大きなほくろ」「特徴的な歩き方」。
さて、前回のセッションでヴァルデマール・ドラウプニル博士というミュータントを１人捕らえた。で、前回の依頼主がドラウプニル博士をナルンの魔術師学院に連れて行って欲しいという別件依頼をしてきた。という事で、PC達はドラウプニル博士を護送してナルンへ向かうという所で前回は終了。
で、今回はナルンに行く途中にある町に立ち寄る。この町は人口500〜600人程度。村というには大きいが、町としては小さいって感じの宿場町だ。当然ながら町を囲う塀も丸太を組んだ「丈夫な柵」状態。建物もほとんどが木造だ。しかし、小さな町としては不自然な物がいくつかある。それは
- 石造りの立派なシグマー神殿
- 石造りの立派なヴェレナ神殿
- 石造りの立派なミュルミディア神殿
- ルーン鍛冶の工房
- 複数の魔狩人
何故かというと、ここには封印があるからだ。「混沌の嵐」の時にスラーネッシュのケイオス・ソーサラーがディーモンの力を借りてレルム・オブ・ケイオスへの「門」を開こうとした。だが、「混沌討つべし」のシグマー信者、「理性を重んじる」ヴェレナ信者、「高潔を重んじる」ミュルミディア信者がこれを阻止し、ルーン鍛冶の力を借りて封印を作った。そして現在、それらの神殿とルーン鍛冶達がその封印を定期メンテナンスを行っており、それを聞きつけた魔狩人が立ち寄ったりする場所となっているわけだ。
PC達「この町通り過ぎようぜ」
GMの俺「もう日も暮れたが。夜に森の中にある街道を通る事になるよ」
PC達「うわっ、それは避けたい」*1
という事でGMの陰謀により、PC達はこの町に１泊するハメになる。仕方ないので事情を説明してドラウプニル博士をシグマー神殿の牢屋にぶち込んで貰う*2。
そしてその夜、事件は起こる。何が起こったかというと、グリーンスキン達が襲ってきたのだ。オークの酋長の１人が「大侵攻」を始め、この町に着いた時点でグリーンスキンが総勢50匹程。加えてトロールが４匹。で、トロールに町の柵を壊させて攻撃を仕掛けたというわけだ。
PC達が外に出た時に戦闘に巻き込まれる。なお、NPC化しているディザムドは喚起の雄叫びを上げながらトロールに攻撃を仕掛けに行ったのでパーティから除外。そして、10体のグリーンスキン達が襲ってくる。中にはオークの酋長までいる。これは激しい戦いが期待できる……あれ？ヤコブの射撃で接近戦距離に入ったとほぼ同時にオーク酋長死んじゃったぞ。他のグリーンスキン達もモンスターキャリアの「暴れ者」とか「忍び」とかがいるのにバッタバッタとなぎ倒されていくなぁ。で、あっさり殲滅されちゃったよ。やっぱりこのレベルのPC達にはグリーンスキン程度が束になったからってどうって事はないのか。
さて、規模からは考えられない位の戦闘要員が揃っているこの町。グリーンスキン達50匹程度では潰される事なく、逆に返り討ちをした事なきを得る。だが、PC達に問題が起きる。それはトロールがシグマー神殿を攻撃したために、崩れた壁からドラウプニル博士が脱走したのだ。
で、夜に足跡追跡は難しいので翌朝からドラウプニル博士を追いかける一行。どうやらドラウプニル博士はスラーネッシュの封印の方に向かっている。封印の祠に着くと入り口がグリーンスキンによって破られている。そして、封印のすぐそばではスティード・オブ・スラーネッシュにまたがってロデオを楽しむ３体のデモネットがいる。当然戦闘開始。
う〜ん、せっかく面白能力を持ったデモネットを作った*3のに本領発揮する前に倒されてしまった。残念。
そして封印の祠に入っていく一行。するとそこには
ドラウプニル博士を水槽に沈めて遊ぶキーパー・オブ・シークレットが！
スラーネッシュのグレーター・ディーモン登場です。ちなみに、封印が解けたのでレルム・オブ・ケイオスへの門が開き始めている。
という事で、グレーター・ディーモンと戦いながら封印の欠けたルーンをブロックが彫り直さなくてはならないという状況*4。さすがに苦戦するだろう。そう思った。
３ラウンドでキーパー・オブ・シークレット殺されたんだけど！
ハルギンが大打撃を受けはした物の、結構あっさりとやられる。あっさり倒された要因はカヴィンデルの魔法だね。光の魔法つえぇ〜！
ちみに、ドラウプニル博士は「封印の事は知っていたのでグレーター・ディーモンにケイオス・ソーサラーにして貰おうとした。そしてディーモン達の力を借りれば逃げ切れる」と思っていたわけだ。まぁ、結果的にディーモンの玩具にされたんだけどね。
ドラウプニル博士「いやもう、スラーネッシュ最悪ッスよ。混沌はやっぱダメッスよ」
レルム・オブ・ケイオスへの門も「一定時間が経つと何か出てくる」と設定していたのだが、それも時間内にルーンを彫り直された*5ので出てくる事もなく。無事に町を離れる事ができたってわけだ。
