検証「ハウス・オブ・ヘル」

 「ハウス・オブ・ヘル」はスティーブ・ジャクソン*1の「地獄の館*2」のリメイク版。
 旧版の主人公は性別年齢共に不詳で、自分で車を運転して地獄の館に迷い込んだ不幸な人。新版はイギリス留学中の女子高生マキ・ヒイラギ。カラーページの所にスリーサイズや好きな食べ物についてというプロフィールが書かれている。


全くゲームに関係ないですが。


 パーティの仮装という事で、セーラー服を着て読者にアピール。


まぁ、どうせ死にますが。


 中身を検証したところ、オープニングとエンディングの文章と所々での文章が多少変わっているだけで、内容的には旧版と全く同じ。ヴァンパイアがオッさんから優男に変わっていようが*3、主人公が女子高生になってようが、死亡率は変わらない。しかも、恐怖によるショック死のルールも残ってる。ちなみに、デッドエンドの描写も悲惨きわまりない物というところも同じ。てか、ラスボス戦であるアイテムを持っていないとデッドエンドなのだが、この描写はむしろ新版の方が酷い*4
 という事で、新版は旧版と同じ様によく死ぬ事が判明した。

*1:ゲームデザイナーの「スティーブ・ジャクソン」は有名どころでは2人いる。こっちのスティーブ・ジャクソン氏はイギリスの人の方

*2:http://www37.tok2.com/home/mccoy/FFReplay10.htm

*3:拷問吏は旧版と同じ外見のオッさんだった

*4:旧版は「腕が折れてしまうほど」だが、新版では「骨が砕け」となっている