検証「デストラップ・ダンジョン」

 さて、次は「デストラップ・ダンジョン」を検証してみましょうか*1
 「デストラップ・ダンジョン」はイアン・リビングストン氏の「死のワナの地下迷宮*2」のリメイク版。やはり旧版の主人公は性別年齢不詳の冒険者なのだが、新版は女冒険者の戦士フィリア。カラーページの所にスリーサイズや食いしん坊だとかというプロフィールが書かれていが、


やっぱり全くゲームに関係ない。


 そしてこっちもビキニアーマーで読者にアピール。


やはり簡単に死にますが。


 こっちも内容的には旧版と同じ。しかし、テクスチャは「ハウス・オブ・ヘル」より酷いかもね。というのも、「最強戦士決定戦*3」に挑む6人中3人が萌えっ子になっているからだ。主人公はもう紹介したが、他にも妖精めいた女*4がロリエルフ、男忍者が露出の多い女忍者になっている。でもな、こんな風に萌え化しても


他の5人は死ぬんだぜ。


 内容を確認してみたら、ロリエルフも女忍者も旧版同様に死にました。はい、萌えても死にます。
 ちなみに、萌え化は挑戦者だけではなくダンジョン内にまで及んでいる。例えばパラグラフ12の白髪老人が妖艶*5な魔女になっていたり、パラグラフ49のレプラコーンもイラストで萌えっ子になっていた。ちなみに、パラグラフ210の右腕が切り落とされた男も萌えっ子化していた。え〜、さすがにそこまで萌え入れなくていいんじゃね?
 ちなみにイラストなのだが、旧版にないイラストが追加されていた。どんなイラストかというと、


バッドエンドのイラスト。


 ミラー・デーモンに鏡に引きずり込まれるデッドエンドとか、囚われの身になって翌年以降の挑戦者に奉仕するバッドエンド*6とか。
 てな感じで、やはり新版は旧版と同じ様によく死ぬ事が判明した。

*1:刊行順番的には「ハウス・オブ・ヘル」より先らしいが、こっちの方が面白いので取っておいた

*2:http://www37.tok2.com/home/mccoy/FFReplay6.htm

*3:旧版では「迷宮探検競技」だったのだが、何故かこんな名に変えられている。「決死行」も「通り抜け」だってさ

*4:こいつは普通に大人の女だった

*5:本文曰く

*6:旧版では「ドワーフの家来」にされたのだが、新版では「メイド」にされるのだそうな