惑星ゴウゥディアンにて

 さて、目的の惑星レイダインへ行く途中の経由地点である惑星ゴゥディアンへ到着。ここはどういう星かというと……まぁ、公式には大した設定はない。なのでマングース版のルールブック*1にある「文化決定表」によってランダムに文化を決定。すると、


「多義性の虚偽、詐欺、ペテンが推奨され、正直である事は弱みでしかない」


という文化圏に。うわ〜、ウゼ〜。なんでこんな星を経路に選んだんだ?そう考えてみると、他に経由できる惑星は宇宙港がショボイ。そして、


「絶対ゾダーン側に転ばない惑星だから」


じゃないかって話になる。ゾダーンは超能力によって思想統制が行われている様な文化圏であり、人を騙したりするのは野蛮な事と認識する。この惑星とは水と油だよなぁ。で、俺達帝国側からしてみればゾダーンは敵国。うん、敵国の息が絶対かからない様な所なら寄るよな。
 しかし、嘘だらけの所なので給油所で給油する事もままならず。給油所は民間会社が経営しているみたいなので、給油所を差し押さえようとクァシュジーが偽造文書を持っていったら、いきなりクァシュジーが拘束されるし。ならばいっその事制圧してしまおうという案も出たが、現在は商人と偽って行動しているので充分な戦力がない。なので制圧もおぼつかない。
 で、考えたのは「他の商船から燃料を買う」という事。この星の住人と取引をしても信用できないけど、この星に来ている外宇宙の商人とかだったら普通に商取引ができるはず。で、それが上手くいかなかったら、不安要素が色々ある*2が、隣の星であるジジサポーに飛んでガスジャイアントで給油するという事になる。しかしまぁ、取引をした外宇宙商人が上手く燃料を調達してきてくれたし、クァシュジーもなんとか釈放されたので、問題なくこの星を飛び立つ事ができる様になった。
 でだ、とりあえずこの付近で一番ゾダーンが手を出さない星なのでここで帰りも給油をする事にしておきたい。でも、このままだとまた帰りも面倒だ。という事で、カール・バルゼー元帥に「この星制圧しておいて」という親書を送る。ここで何が起こっても外に出る情報は嘘だらけなので制圧しても問題なかろう。だったらゾダーンの息のかかった惑星が近くにあっても大して問題はない。てか、ゾダーンはこんな星見向きもしないだろうしね。
 で、燃料を手に入れてきた商人と共にゴゥディアンを出発し、ゴゥディアンから次の星にジャンプする寸前。


ヨハン「全艦ミサイル砲門をゴゥディアンに向けろ。ミサイル発射」


と命令。4隻の巡視艇から計24発のミサイルがゴゥディアンに向かって発射される。この星の兵力だと半分も迎撃できないだろう。
 嘘だらけでイラついたし、俺達が攻撃したって情報が外に流れても外世界人は信じないだろうし*3、どうせ次に来る時にはカールが制圧しているし。今同道している商船は俺達がどこから来た商人を擬装しているかなんて知るはずもないから、俺達について大した噂も流せないし*4。なので憂さ晴らし。


ヨハン「胸がすく思いだ」


 突然の事にポカーンとする他商船に対して


ヨハン「それでは我々はジャンプする。ご機嫌よう」


 そしてジャンプして去っていったとさ。
 (この星の対応に)ムシャクシャして。(ゴゥディアンであれば)どこでもよかった。(ミサイルの無駄遣いに対して)今は反省している

*1:当然ながら英語版なのだが

*2:宇宙港が大した事がないので、いざ船が壊れたら修理できなかったりする

*3:嘘だらけの星からの情報だからねぇ

*4:それに、誤情報を色々流せば俺達がゴゥディアンを攻撃した事実は事実として認識されなくなる。「商船団が惑星を攻撃した」という真実より「嘘つき惑星をゾダーンが攻撃した」という嘘の方がよっぽど納得がいくし