電車内にて

 スキー帰り、スキー仲間と別れて帰路に就く。で、「ロール&ロール vol.53*1」をもう少し詳しく読む。
 とりあえず、さっと読めるところからって事で「マンチキンエスト」を遊んでいるボドゲのリプレイを読む。この記事、締めくくりに「アークライトさん、グループSNEに完訳があるので、よろしければ日本語版を出しませんか……?(笑)」とあった。確かに日本語版はちょっと欲しいな。ただ、


訳語はちゃんと考えような。


 読んでいて首を傾げたくなる訳語がいくつか。特に酷いのが「8面体のゼリー」だ。これは「ゼラチナス・キューブ*2」というモンスターのパロディだ。まぁ、8面体という部分の英語はそのまま片仮名にすると分かり難いから「8面体」とするのは仕方ないとしても、せめて「ゼラチナス8面体」じゃね?そうじゃないとパロディって事が伝わらないだろう。
 他にも「スピタのコピタの!」を読んだのだが、SNEは「ソード・ワールド2.0」で何がやりたいのかが分からないな。確かにシナリオ集は2本出てるけど、サプリとしては第1弾じゃなかったけ?それでいきなり変化球はどうよ?まずは「そのシステムのコンセプトにあったサプリ」と「ワールドガイド」は出すべきなんじゃねぇかなぁと。確かにルールブックには世界説明みたいなのはあるが、あれでワールドガイドとして充分と言われたら首を傾げるよな。とりあず、サプリは最初の5つはコンセプトに即した直球でいこうぜ。変化球は直球を覚えてから。
 とまぁ、帰路での読書でSNEへの疑問をつのらせたのであった。

*1:http://www.arclight.co.jp/r_r/

*2:通路を塞ぐ無色透明の6面体なモンスター。気を付けないとぶつかって取り込まれて消化される。消化されない物品が中にあるのが見えるので、注意していれば判別できる。昔のD&Dではよく溶かされました